11月9日から始まるATPファイナル、錦織圭は夢の一つであるその8名によるエリート大会出場を目指している。
「今レースのランキングで5位っていうのが恐いというか不思議な感覚です。
ちゃんと頑張ってこの位置をキープできていければ慣れていくものなんでしょうけど今は違和感しかありません。
なんっていうか落ち着かないし、毎日がそわそわしております。」
「自分がここにきて改めて感じるんですがずっとナンバー1でいたフェデラーや、ジョコ、ナダルの精神面って半端ないんだろうなとつくづく思います。
いろんなストレスと日々戦ってそれでも常に平常心を保って結果を出していかないといけない。
ナンバー1にならないと感じれないものなんでしょうね。」
「少しでもそこに近づけるように少しずつの努力頑張ってみます。」
錦織圭ブログより抜粋
錦織圭 データー 1989年12月29日生まれ 24歳
錦織、10月20日付けのATPファイナル出場レースランキングでは5位につけている。
錦織はUSオープン準優勝で1200ポイント、マレーシアオープン優勝で250ポイント、楽天ジャパンオープン優勝で500ポイント、合計1950ポイント獲得した。
20日付け合計4265ポイントの約半分だ。錦織圭レースランキングポイント内訳
<10月20日付レースランキング>
1 ジョコビッチ 9,010
2 フェデラー 8,020
3 ナダル 6,745
4 ワウリンカ 4,805
5 錦織圭 4,265
6 チリッチ 4,150
7 ベルディヒ 4,105
8 マレー 3,885
9 フェラー 3,775
10 ラオニッチ 3,750
11 ディミトルフ 3,555
12 ソンガ 2,650
数字をクリックするとそのプレーヤーのポイント内訳がわかります。
ポイント加算方法は、2014年の4つのグランドスラム大会と8つのマスターズ大会、以上12大会は必須。(不出場だと0ポイント)。
と6つの他の大会でのポイント、合計18大会の獲得ポイント。
1位ジョコビッチ、2位フェデラー、3位ナダル、4位ワウリンカはトップ8内が確実なポイントを獲得している。それと6位のチリッチはUSオープン優勝した事でATPファイナル出場を決めている。
残るは3つのスポット。錦織、ベルディヒ、マレー、フェラー、ラオニッチ、ディミトルフらで争っている。
「今週のバレンシアは痛めたところの回復がそこまで思わしくないのでキャンセルしました。
無理をすれば出れたとは思いますがアジアでの疲労がけっこう出てたのでここは体を回復させることを優先して、怪我につながることは絶対に避けたかったので。」と錦織。今週、10月20日からのバレンシア大会を欠場した。
一方、7位のベルディヒ、8位のマレーはATPファイナルを目指し急遽バレンシアに出場した。
10位のラオニッチ、11位のディミトルフはバーゼルに出場している。フェラーも含め気になる彼らの成績だ。
バレンシア大会 マレー、フェラー、ベルディヒなど参戦!!
大会名:Valencia Open 500
ATPカテゴリー:€2,204,230 ATPTour500バレンシア
賞金総額:約3億円(€2,204,230)
優勝賞金:約6千万円(€390,325)
バレンシア・ドロー
バーゼル大会 ラオニッチ、ディミトルフ出場フェデラー、ナダルも!
大会名:Swiss Indoors Basel
ATPカテゴリー:€1,915,060 ATPTour500 Basel
賞金総額:約2億6千万円(€1,915,060)
優勝賞金:約5千万円(€352,355)
バーゼル・ドロー
錦織圭、今年残るは27日から始まるパリ・マスターズ。
その大会で2014年のツアーが終了する。
大会名:BNP Paribas Masters
ATPカテゴリー:€3,452,415 ATPMasters1000 パリ室内
賞金総額:約5億円(€3,452,415)
優勝賞金:約8千万円(€522,100)
48ドロー、室内ハード・コート
会場:Palais Omnisports Bercy パリ、フランス
期間:10/27-11/2,2014
2013年ドロー
ツアー成績(レース)でトップ8入りすると錦織の夢の一つ、
11月9日からはATPファイナルだ!
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(記事 塚越 亘 photo W.Tsukagoshi/CanonEos7D/テニスジャパン)