4日、メキシコのレオンで開催されている男子テニスツアーの下部大会であるレオン・チャレンジャーはシングルス準々決勝が行われ、日本勢からは世界ランク152位、第6シードの杉田祐一(25歳)がアドリアン・メネンデス マチェラス(28歳、スペイン)と対戦し、3-6 7-6(5) 0-2で腰の故障で途中棄権し準決勝進出はならなかった。

今シーズンは年初の全豪オープンで予選決勝に進んだものの、惜しくも自身初のグランドスラム本戦出場を逃していた杉田は、初戦では世界ランク422位のエリク・クレパルディ(23歳、イタリア)に6-2、3-6、6-4で競り勝ち、今季4度目となるチャレンジャー大会の初戦突破、そして2年連続のベスト8進出となった。

今年プロデビューしたばかりの西岡良仁(18歳)は、主催者推薦で出場のルカス・ゴメス(18歳、メキシコ)と対戦。第1セットを接戦で落としたものの、6-7(2)、6-2、6-0の逆転で初戦を突破、2回戦に進出したが同ランク153位のサミュエル・グロスにフルセットの末に惜敗し準々決勝進出はならなかった。

一方、第8シードとして出場した守屋宏紀(23歳)はアグスティン・ベロッティ(21歳、アルゼンチン)に2-6、0-3とリードを許した時点で、胃腸炎のために試合を棄権、残念な結果となっている。

レオン・チャレンジャー

シングルス
準々決勝

○エイドリアン・メネンデス・マセイラス(スペイン)3-6 7-6(5) 0-2 ●杉田祐一[6]

2回戦

○サミュエル・グロス 6-3 4-6 6-4 ●西岡良仁
杉田祐一[6]6-4 6-2 ●ルーク・ソレンセン(アイルランド)

1回戦

杉田祐一[6]6-2 3-6 6-4 ●エリク・クレパルディ(イタリア)
西岡良仁 6-7(2) 6-2 6-0 ●ルカス・ゴメス(メキシコ)

※カッコ[ ]内数字はシード順位、W:主催者推薦出場

記事:長嶋秀和