22日、愛知県豊田市のスカイホール豊田メインホールで開催されている男子テニスツアーのチャレンジャー大会であるダンロップ スリクソン ワールドチャレンジテニス2014はシングルス準決勝が行われ、世界ランク117位で第2シードの添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)が杉田祐一(三菱電機)と対戦し7-5、6-4で勝利し決勝進出を果たした。

1時間37分に及ぶ接戦は、杉田が18度あったブレイクピンチで15度も凌ぐなど驚異の粘りを発揮するも3度のブレイクを許し添田が勝利した。先週の大会後、「来週のトヨタチャレンジャーでサーブを改善することが今やるべきことです」と話した添田は、9本のサービスエースを決めるなどサービスで2度しかブレイクピンチを迎えることはなかった。

また世界ランク103位、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)はチェン・ティ(台湾)と対戦し7-5、6-2で勝利し、決勝は京都チャレンジャーの準決勝以来の添田と伊藤の対戦。

サービスエースを11本も決めるなど好調の伊藤は、ファーストサービスが入った時には驚異の86%の確率でポイントを奪うなど1度もブレイクポイントすら握らせることもない完勝で決勝に進出を果たした。

今大会過去2度の対戦で1勝1敗、通算で6勝3敗とリードしている添田。直近の3試合では伊藤が2勝1敗とリードしている。

ダンロップワールドチャレンジテニス2014 公式サイト