オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンテニス(賞金$310万ドル:約3億円)。本戦2日目、男女シングルス1回戦が行われ男子シングルスは世界ランク5位、第5シードの錦織圭(25歳、日清食品)はニコラス・アルマグロ(29歳、スペイン)と対戦し6-4、7-6(1)、6-2のストレートで勝利し2回戦進出を果たした。
第1セットアルマグロのバックハンドエースでサービスダウンした錦織圭は、第4ゲーム、第10ゲームでブレイクを果たし第1セット先取。第2セットはリードを許すがブレイクバックし5-3とチャンスを掴むも生かせず、タイブレークでは6ポイント連取するなど圧倒し、第3セットでも好調さを発揮し厳しい試合に勝利した。
サービスエースを11度、6度のサービスブレイクを果たし30回のウィナーを決めた錦織圭の2回戦の対戦相手はイワン・ドディグ(クロアチア)と世界ランク36位のジョアン・ソウサ(ブラジル)の勝ち上がった選手と対戦する。
元世界ランク9位、ATPツアー12勝、昨年は当時世界1位のラファエル・ナダル(28歳、スペイン)に勝利するなど活躍している。過去、錦織圭とアルマグロの対戦成績は、2011マレーシア大会で錦織圭が6-7(5) 、6-4、6-4、2013の楽天オープン準々決勝ではアルマグロが7-6(2)、5-7、6-3で勝利し、今回の対戦で錦織圭の2勝1敗となった。
大会初日のナイトセッションに登場したロジャー・フェデラー(33歳、スイス)は初戦に快勝した。
またタナシ・コキナキス(18歳、オーストラリア)が第11シードのエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に勝利。
世界ランク95位の添田豪(GODAIテニスカレッジ)は予選勝ち上がりの世界ランク212位、オレンジボウル準優勝の実績を持つイライアス・イマー(18歳、スウェーデン)と対戦。フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が大会前日故障を理由に欠場し、守屋宏紀(北日本物産)が本戦に繰り上がりジャージー・ヤノビッチ(24歳、ポーランド)と対戦する。
女子シングルスでは世界ランク43位の奈良くるみ(安藤証券)が第6シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)、同ランク101位のクルム伊達公子(エステティックTBC)は予選勝ち上がりのアンナ・タチシビリ(米国)と対戦。
記事:長嶋秀和