15日、米国のテネシー州メンフィスで開催されているメンフィス・オープン。世界ランク5位、第1シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、世界ランク41位のサム・クエリー(27歳、米国)と対戦し5-7、7-6(5)、7-6(5)で勝利し決勝進出を果たした。試合時間は2時間41分。
3連覇を狙う錦織圭は第1セットを5-7で落とすが、第2セットではタイブレークに持ち込むと勝負強さを発揮し奪いファイナルセットへ。第3セットでは1-3のビハインドから挽回しタイブレークでもリードを許すが4ポイントを連取し逆転で決勝進出を果たした。錦織圭は今大会、3戦連続しての逆転勝利を果たした。
錦織圭とクエリーの対戦成績は3勝3敗となった。昨年のワシントン大会では6-4、5-7、6-4で勝利している。また錦織圭が18歳の若さでATPツアー初優勝した大会の準決勝で4本目のマッチポイントを凌いで4-6、6-2、7-6(7)の大逆転で勝利を収めている。
錦織圭は、大会3連覇を目指し、第2シードのケビン・アンダーソン(28歳、南アフリカ)と対戦する。
記事:長嶋秀和