東京都西多摩郡の亜細亜大学日の出キャンパステニスコートにて亜細亜大学国際オープンテニス大会(賞金総額1万ドル)。国内外のこれから世界のトップレベルを目指す若手選手や期待の選手が出場。
13日、シングルス準々決勝が行われ大西賢(19歳、ノア・インドアステージ)が世界ランク357位、吉備雄也(28歳、ノア・インドアステージ)と対戦し2-6、6-2、4-6のフルセットの末に敗退もベスト8の活躍を果たした。
大西賢は第3セットでスタートから2ゲームを連続で失うがブレイクバックし3-2とリードを奪う。しかし第7ゲームでサービスゲームを落とし3-5とサービングフォーザ・マッチを迎えた吉備を相手に6度目のブレイクを決めて接戦に持ち込むもあと一歩及ばなかった。同じく19歳の西岡良仁(ヨネックス)に続いて飛躍の一歩を掴んだ戦いとなった。
大西賢(19歳、ノア・インドアステージ)は、予選から勝ち上り、フューチャーズ大会初のベスト8進出を果たした。2回戦では第7シードの小ノ澤新(イカイ)と対戦し6-3、1-6、7-5のフルセットの末に勝利していた。
また韓国の16歳、ITFジュニア元世界ランク最高3位のリー・ダクヒ(韓国)は2回戦で小山慶大(中央教育研究所)と対戦し6-0、6-2で勝利、また昨年スーパージュニアで準優勝の活躍を果たしたチョン・ユンソン(韓国)は菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)と対戦し6-1、6-7(5)、5-7で惜敗し準々決勝進出はならなかった。
リーは昨年フューチャーズ大会で2度の優勝、韓国・釜山(7.5万ドル)のチャレンジャー大会では添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)に敗退も世界ランク473位の活躍を果たしている。
記事:長嶋秀和
写真:TENNIS.JP