米国のカリフォルニア州インディアンウェルズにて開催されているBNPパリバ・オープン。世界ランク5位、第5シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、2回戦でライアン・ハリソン(22歳、米国)と対戦し6-4、6-4で勝利し3回戦進出を果たした。

第1セット第9ゲームでブレイク、続くサービスゲームをキープし6-4で先取。ダブルフォルト5本、3回サービスゲームを落とすが4度のブレイクに成功した。第2セットは、ファーストサービスでは79%、セカンドサービスでは100%のポイント獲得率で奪うなど好調なプレーでストレートで勝利した。試合時間は1時間27分。

錦織圭と同じIMGアカデミーで練習を積むハリソンは、メンフィス・オープンで対戦し3-6、6-3、6-4の苦戦を強いられた地元米国期待の選手。次戦は過去2戦2敗のフェルナンド・ベルダスコ(31歳、スペイン)と対戦する。

今大会、勝ち上がると準々決勝で第4シードのアンディ・マリー(27歳、英国)、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27歳、セルビア)と対戦することになるタフなドロー。今季初のマスターズ大会、自身初のマスターズ大会優勝を狙う。

また伊藤竜馬(26歳、北日本物産)は1回戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)と対戦し、5-7、1-6で敗退し2回戦進出はならなかった。

記事:長嶋秀和