先日、マイアミで開催されたグランドスラム大会に次ぐマスターズ大会、マイアミ・オープンにて世界ランク4位の錦織圭(25歳、日清食品)に準々決勝で勝利した同ランク29位、ジョン・イズナー(29歳、米国)は米国ノースカロライナ州グリーンズボロ出身。

2004年から2007年までジョージア大学の学生として活動し、2007年のNCAA(全米大学)テニス選手権でシングルス準優勝、ダブルス優勝した後にプロテニスプレーヤーとなった。

テニスの錦織圭選手も中学2年生の時に、米国のIMG・ニック・ボロテリーテニスアカデミーにテニス留学したことにより、世界を驚かせる大きな成長を成し遂げています。「I-Consports Japan」の代表として若手選手の米国大学への奨学金によるテニス留学・スポーツ留学を応援している米国在住22 年のテニスコーチ馬場猛 (TAKESHI BABA)のインタビュー。

現在の米国の大学テニスは、シーズンの終盤を迎え白熱の時期を迎えている。University of North Carolinaはバスケットボールの神様とも評されるマイケル・ジョーダン(米国)が卒業したことで有名な大学。現在女子のテニスチームは全米1位の座を守っていて、男子も15位ととてもレベルが高い。

本日行われた女子の試合では、すでに$10,000の大会で2度の優勝経験を持つWTA600位台の選手がプレーをしている。また男子も、その中に1人は日本のトッププロに6-3、6-1のスコアで勝つなどの活躍、世界ランカーも何人か揃っているという現状。

平日の午後というのに一般の観客も多く、審判もボールボーイもつく試合。国歌斉唱から始まり気持ちを高めて、一致団結し、もちろん試合は真剣勝負。この全米大学の環境には、本格的にテニスをしている選手なら誰もがこのような環境の中でプレーをしたいと思う環境があり、プロを目指す選手が世界中から数多く切磋琢磨している。

NCAA

記事:長嶋秀和
情報提供:馬場猛(I-Consports Japan)