トルコのバトマンで開催されている男子チャレンジャー大会、バトマン・カップ(賞金総額4万2,500ユーロ)。10日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの世界ランク165位、守屋宏紀(24歳、北日本物産)は自己最高位61位のマシュー・エブデン(27歳、オーストラリア)と対戦し6-2、6-4のストレートで勝利し準決勝進出を果たした。試合時間は1時間17分。

守屋は、セカンドサービスが入った時に71%の確率でポイントを奪い、リターンでは相手のセカンドサービスで55%を奪うなど4度のブレイクを果たして快勝した。今年の京都チャレンジャーに続いての勝利でエブデンとの対戦成績は2勝2敗となった。

守屋は、2回戦でフルセット勝利後、「今の自分に必要なことは、どんな形であれ次に繋げていくことだと思うので、ポジティブに捉えていきたいと思います。しっかり準備していこうと思います」と、またコーチの寺地貴弘は「内容は作戦通りに終始プレーでき、このようなプレーがこの相手にできれば負けることはなかったと思います」とコメントしている。

準決勝では第1シード、世界ランク85位、ブラス・カブチッチ(28歳、クロアチア)と決勝進出をかけて対戦する。

守屋宏紀

記事: 長嶋秀和