スペイン・マドリードで開催されている今季4大会目のマスターズ大会「マドリード・オープン」(ATP1000大会、クレーコート)。8日、男子シングルス準々決勝が行われ世界ランク5位、第4シードの錦織圭(25歳、日清食品)は同ランク8位、第7シードのダビド・フェレール(33歳、スペイン)と対戦し、6-4、6-2で勝利し準決勝進出を果たした。

錦織圭は、第1セットからファーストサービスが入った時には77%の確率でポイントを獲得し、フェレールのファーストサービスに対し50%の確率でポイントを奪うなど深いリターンが好調で5度のブレイクを果たし快勝した。試合時間は1時間12分。

準決勝では過去1勝3敗の世界ランク3位、アンディ・マレー(27歳、英国)と対戦する。昨年11月のツアー最終戦では、錦織圭が勝利している。

「なるべくフォアを使ったり、バックのダウンザラインだったり、うまく混ぜれたと思います。なるべく前に出てカットしたり、アプローチで前に出たりが必要なプレーだと思っていたので、プレッシャーをかける意味でも頑張って前に行きました。」と錦織圭。

記事:長嶋秀和