ドイツ・ファースにて開催されたフランケン・チャレンジャー大会(レッドクレー、4万2500ユーロ)。7日、シングルス決勝が行われ、ダニエル太郎(22歳、エイブル)は元世界ランク22位のアルベルト・モンタニェス(34歳、スペイン)と対戦し6-3、6-0で勝利しチャレンジャー大会2度目の優勝を果たした。

ATP世界ランキング(シングルス・日本人男子)

ダニエル太郎は、準々決勝で第8シード、昨年のチリ・オープン決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利して優勝するなどクレーで強い、オラシオ・セバジョス(30歳、アルゼンチン)に勝利するなど好調。今季はクレーのチャレンジャー大会では14勝2敗。また、今年の全仏オープンでは予選3試合に勝利し本戦出場を果たし、1回戦で第32シードのフェルナンド・ベルダスコ(31歳、スペイン)と対戦し、惜敗している。

また韓国5万ドルのチャレンジャー大会では、シングルス準決勝で江原弘泰(23歳、日清紡ホールディングス)は第5シードのコナー・スミス(米国)に3-6、4-6で敗退し決勝進出はならなかった。江原はチャレンジャー大会で初のベスト4進出を果たした。

江原はブログで「久しぶりに日本に帰国しました!2ヶ月ちょいぶりに帰国できて嬉しいです。やっぱり日本は最高だなって感じています。韓国チャレンジャーの結果ですが、準決勝突破はなりませんでした。前週に対戦して負けていた選手なのでリベンジを試みましたが、相手の調子が良くて苦手なところを攻められてしまい自分のプレーを封じられてしまいました。」

「セカンドセットはある程度自分のテニスができていたのですが、この試合はサーブ力の差が大きくででしまいそれがこのスコアになってしまったと分析しています。テニスが良かっただけに残念ですが、初のチャレンジャーベスト4という事を前向きにとらえて次の大会に向かいたいと思います。いつも応援ありがとうございます!」とコメントしている。

記事:長嶋秀和