千葉県柏市の吉田記念テニス研修センターにて開催されているITF男子テニス・フューチャーズ大会、かしわ国際オープンテニストーナメント2015(賞金総額 1万ドル/ハード)。14日、シングルス決勝が行われ、第5シードの松井俊英(37歳、ASIA PARTNERSHIP FUND)は第2シードのイ・ダクヒ(17歳、韓国)と対戦し4-6、2-6で敗退したが準優勝の活躍を果たした。
イは、現在世界ランク305位。ジュニア世界ランク最高3位、2年前の筑波フューチャーズでは世界ランクを獲得している。昨年は、香港とカンボジアのフューチャーズ大会で優勝、今年は全豪オープンジュニアでベスト8、ソウルのチャレンジャー大会では添田豪と7-6(5)、6-7(1)、3-6の接戦を演じ、インドネシアのフューチャーズで2大会連続優勝を果たしている。
松井は、16歳でカナダに留学。米国のブリガム大学ハワイ校に大学のスカラシップ(奨学金)の道を経て、プロテニスプレーヤーへ転身。シングルスでは最高261位。ウインブルドンの予選2回戦進出、インドのムンバイで行われたツアー大会では初戦突破、今季はダブルスで活躍し自己最高の179位の活躍を果たしている。
また先週の軽井沢フューチャーズ(1万ドル/クレー)で優勝した斉藤貴史(20歳、津幡町テニス協会)は準決勝で敗退したがベスト4の活躍を果たした。
斉藤貴史「いつも暖かく見守ってくださる皆さんありがとう」2年ぶりの優勝、軽井沢フューチャーズ
記事:長嶋秀和