東京の有明テニスの森で開催されているATPツアー500大会、楽天ジャパンオープン(賞金総額 126万3045ドル/ハードコート)。10日(土)、シングルス準決勝が行われ、第1シード、世界ランク4位のスタン・ワウリンカ(30歳、スイス)はジレ・ミュラー(32歳、ルクセンブルク)と対戦し6-4、7-6(5)で勝利し決勝進出を果たした。試合時間は1時間35分。

ファーストサービスが入った時には76%でポイントを奪うと、3度のブレークで試合を優位に進め、第2セットタイブレークで勝利し対戦成績を3戦3勝とした。

「今大会初の決勝進出嬉しいです。ミュラーはタフな相手でした。差ビスが良かった、攻撃的なプレーをしたいと思っていたのでそれが出来て良かった。明日の対戦相手、ペールは友人、圭はスーパースター、どちらでも素晴らしい決勝になると思う」と決勝に向けて語った。

また今大会連覇を目指す第2シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、全米オープンの1回戦でフルセットの末に敗れた相手のブノワ・ペール(26歳、フランス)と決勝進出をかけて対戦する。

記事:長嶋秀和