中国の上海で開催されているATPツアーマスターズ1000大会、上海ロレックス・マスターズ(賞金総額702万1335ドル/ハードコート)。15日( 木)、シングルス3回戦が行われ、第6シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、第12シードのケビン・アンダーソン(29歳、南アフリカ)と対戦し第1セットをタイブレークの末に6-7(10)落とし1セットダウンとなった。

第1セット、お互いに1度もブレークのチャンスを与えない試合を展開、タイブレークではセットポイントを凌ぐプレーで迎えた8-8では錦織が鮮やかなパッシングショットでミニブレークし9-8とセットポイントを迎えたが、チャンスを逃すと10-11でフォアハンドのクロスをエラーし第1セットを落とした。第1セットだけで1時間12分を超える熱戦となっている。

過去2人の対戦は錦織圭が3勝。初対戦の2010年、そして今季のアカプルコとメンフィスでともに錦織圭が接戦の末に勝利している。

記事:長嶋秀和

アンダーソン