第90回記念大会橋本総業全日本テニス選手権は、東京・有明テニスの森で開催。7日、男子シングルス準決勝が行われ、6年ぶりの優勝を目指す第1シードの添田豪(GODAIテニスカレッジ)は片山翔(伊予銀行)と対戦し6-4、6-2で勝利し決勝に進出を果たした。

内山靖崇がついに決勝の舞台に

内山靖崇

また第2シードの内山靖崇(北日本物産)は昨年のチャンピオン、第3シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)と対戦し内山から6-2、1-0とリードしたところで江原が腹筋の怪我による途中棄権により勝利し初めての決勝進出を果たした。

江原弘泰「少しでもプレーを見せれたらという思い」

江原弘泰

昨年のチャンピオン、江原弘泰は「腹斜筋を痛めました。昨日、シングルスの後、MRIを取ると出血が見えた。痛み止めを飲んで試合に出た。少しでもプレーを見せれたら、という思いもあり試合に出たが、痛みが強くなってきた。混合ダブルスはパートナーもいて、決勝ということもあり、出場したかったが、シングルスの後、処置をしたが痛みが残ったので欠場しました。」

「大きな断裂ではないので、疲れが蓄積されての怪我だと思います3週間は安静に、ということだったがこの後の3つのチャレンジャーと全豪オープンアジア枠ワイルドカード大会があり、どうするかまだ未定です。去年までは全日本は過酷なイメージでした。去年優勝して、今年は残念だったがそれでもベスト4まで行けたのは自信になっている。」とコメントしている。

第90回記念大会 橋本総業 全日本テニス選手権 公式サイト

記事:長嶋秀和
写真:Tennis Navi