オースラリアのブリスベンで開催されているブリスベン国際、(賞金総額40万ドル/ハードコート)。世界ランク8位の錦織圭(26歳、日清食品)が単複に出場。8日、準々決勝が行われ、地元のバーナード・トミック(23歳、オーストラリア)と対戦し3-6、6-1、3-6で敗退し4年連続の準決勝進出はならなかった。
第1セットの第3ゲームでブレークチャンスを逃した錦織は、第8ゲームでブレイクを許しセットを落とすと、第2セットでは6-1と相手を圧倒しセットオールとした。
ファイナルセットではトミックに2度のブレイクを許した錦織が1時間59分の接戦の末に惜敗した。
ツアーでシングルス3勝、ウィンブルドンベスト8進出の活躍をしているトミックは3度目の対戦で初めて錦織に勝利した。
またダブルスではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)とのペアで出場し準々決勝で昨年の全米オープン優勝ペアのピエール ユーグ・エルベール(フランス)とニコラ・マウ(フランス)ペアと対戦し4-6、6-1、[10-7]で勝利しベスト4進出を果たしている。
また今大会の予選に出場した西岡良仁(20歳、ヨネックス)は予選決勝では、一昨年の全仏オープンベスト4の活躍を果たしたエルネスツ・グルビス(ラトビア)と対戦し6-3、6-4で勝利し本戦に勝ち上がった。しかし本戦の1回戦ではルカ・プイユ(フランス)と対戦し6-4、3-6、5-7のフルセットの末に惜敗した。
記事:長嶋秀和