オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)。20日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク7位の錦織圭(26歳、日清食品)はオースティン・クライチェク(米国)と対戦し、6-3、7-6 (5)、6-3のストレートで勝利し3回戦進出を果たした。

サービスエース13本、ファーストサービスが入った時には83%の確率でポイントを奪うなど好調なプレーを披露し、40本のウィナーを決めた。第2セットでは土壇場でブレークバックを許すもののタイブレークでセットを奪い、1時間52分で快勝した。

クライチェクは錦織のジュニア時代、米国留学中のルームメイトで友人。3回戦では、第26シードのギリェルモ・ガルシア・ロペス(スペイン)と予選を勝ちあがってきたのダニエル・ブランズ(ドイツ)の勝者と対戦する。

試合後、錦織圭は「相手は良く知っていて大変だった。(コーチの)マイケル・チャンはコートの外ではナイスガイ、コートではタフ。沢山のサポートを感謝している。サーブからの組み立てが良くなってきているので、サーブが調子が良いと全体的なプレーも良くなっています。」とコメントしている。

記事:長嶋秀和