オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)。22日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク7位の錦織圭(26歳、日清食品)はギリェルモ・ガルシア・ロペス(スペイン)と対戦し7-5、2-6、6-3、6-4で勝利し4回戦進出を果たした。

錦織は、速いショットと鋭いスピンを混ぜ、ガルシア・ロペスから主導権を奪う展開。第1セット、先にブレークを許して迎えた第10ゲームでは、センターへのサービスリターンと攻撃的なバックハンドでブレークバックすると続く2ゲームも奪いセットを先取した。

第2セット、手首の治療の影響があったかセットを落とすも、第3、4セットではサービスからのポイントで連続しポイントを奪い、苦戦した試合に勝利しベスト16を決めた。

試合後、錦織圭は、「非常にファンが多くて快適です。今日の試合はタフだったけれど、集中し頑張りました。とにかく第5セットまでいかなくて良かった。手首はトリートメントで良くなりました。」コメントしている。

4回戦では第9シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)とピエール ユーグ・エルベール(フランス)の勝者と対戦する。

記事:長嶋秀和