ブラジルのリオデジャネイロで開催されているリオ・オープン(ATP500、レッドクレー)。20日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク45位のパブロ・クエバス(30歳、ウルグアイ)と同ランク71位のギド・ペジャ(25歳、アルゼンチン)が決勝進出を果たした。
準決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し6-7(6)、7-6(3)、6-4のフルセットの末に勝利したパブロ・クエバスは、過去にツアーで3勝、過去最高位は21位、昨年はイスタンブールで決勝に進出しロジャー・フェデラー(スイス)に3–6、6–7(11)で惜敗し準優勝している。
また前週のブエノスアイレスでナダルに勝利し優勝した好調のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦し6-1、6-4で勝利し決勝進出を果たしたギド・ペジャは今年、全豪オープンではフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と2回戦で対戦し6-7(2)、7-6(4)、6-7(3)、7-6(8)、4-6の接戦を演じるもクレーシーズンでは2週連続の初戦敗退。昨年はチャレンジャー大会で4度の優勝を果たしたが、ツアー大会には3度の挑戦もわずかに1度だけ初戦を突破しただけにとどまっている。
記事:長嶋秀和