メキシコ・アカプルコで開催されているメキシコ・オープン(ATP500、ハードコート)。23日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク6位で第2シードの錦織圭(26歳、日清食品)は、予選を勝ち上がった同ランク105位でティエモ・デバッカー(27歳、オランダ)と対戦し、6-0、6-3のストレートで勝利した。試合時間は59分。
BS朝日の解説の米沢徹は、錦織が第2セット第5ゲーム終了後、手首のテーピングを巻き替えると「集中力を高めるタイミング」と話すとサービスで厳しいコースに決めると続くゲームではラブゲームでブレイクし4ゲーム連取で勝負を決めた。
2回戦では世界ランク43位のサム・クエリー(28歳、米国)と同ランク90位のドゥディ・セラ(30歳、イスラエル)の勝者と対戦する。錦織はメンフィス・オープンにて今季初優勝、ツアー大会4連覇を果たした。昨年のこの大会で決勝でダビド・フェレール(スペイン)に敗退し準優勝だった。出場2大会連続優勝を目指す。
「かなり遅く弾むサーフェースだったが、試合をやっていきながら慣れて、何が使えて何が上手くいって何がうまくいかないかを判断していきながらやっていきたい」とコメントしている。
記事:長嶋秀和