イタリアのローマで開催されているBNL イタリア国際(クレーコート)。13日、シングルス準々決勝が行われ、世界位ランク45位の土居美咲(25歳、ミキハウス)はイリナ・カメリア・ベグ(ルーマニア)と対戦し2-6、6-7(3)のストレートで惜敗した。
試合を通じてファーストサービスは70%の確率を残した土居だったが、ベグのリターンでのポイント獲得率が第1セットでは55%を記録するなど3度サービスゲームを落とし第1セットを失う展開。第2セットもタイブレークにもつれ込んだ接戦を落として惜敗した。試合時間は1時間46分。
土居は公式ブログで「どの試合も長く苦しい中での戦いでしたが、最後まで自分のテニスを貫き、メンタル的にも成長した中で勝ちを積み重ねる事が出来たように思います」とコメントしている。
今大会では、2回戦で昨年の全仏オープン女子シングルス準優勝者、第10シードのルーシー・サファロバ(チェコ)を6-3 7-5で、3回戦では今季全豪ベスト4のジョハナ・コンタ(24歳、英国)と対戦し4-6、7-5、6-2で倒して8強入りを決めていた。ベグとは今回が初対戦だった。
今季の土居は、全豪オープンを制したアンゲリク・ケルバー(28歳、ドイツ)と対戦しマッチポイントを奪うも7-6 (4)、6-7 (8)、3-6のフルセットの末に惜敗していた。
写真:土居美咲の公式ブログ
記事:長嶋秀和