英国のロンドンで開催されている芝コートの四大大会、ウィンブルドン選手権。30日、昨日雨天順延になった男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26歳)は、ジュリアン・ベネトー(34歳、フランス)と対戦しを4-6、6-4、6-4、6-2で勝利し3回戦進出を果たした。

第1セットは第10ゲームでサービスを落としセットを奪われるも、攻撃的なリターンで

錦織は「(脇腹は)そんなに悪くなかった。後半は良いテニスが出来ていた。彼のほうが攻めていたのでアグレッシブにプレーし、深いボールだったり、アングルだったりで戦った」とコメントしている。

3回戦ではアンドレイ・クズネツォフ(25歳、ロシア)と対戦する。シングルス最高39位ながらジュニア時代にはウィンブルドン選手権のジュニア部門でも優勝、2014年ウィンブルドン選手権では2回戦で世界ランク7位のダビド・フェレール(スペイン)勝利するなど活躍した。

錦織はクズネツォフとの過去の対戦は1勝1敗。今年の全仏オープンでは勝利しているが、芝の大会では敗退している。

ベネトーは2012年ウィンブルドン選手権では、優勝したロジャー・フェデラー(34歳、スイス)と3回戦で対戦し、2セットを先取するも6-4、7-6(3)、2-6、6-7(6)、1-6 の逆転で敗退したが、ウィンブルドン選手権での芝コートの強さを発揮してきた。

記事:長嶋秀和