東京の有明テニスの森公園コートで開催されている安藤証券オープン東京 2016(獲得賞金額総額10万ドル/ハードコート)。9日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場を果たした15歳の内藤祐希(TEAM YONEZAWA)が二宮真琴(橋本総業ホールディングス)と対戦し7-5、7-6(3)で勝利しプロ大会で初勝利、初戦突破を果たした。
内藤祐希は2回戦で第2シードの奈良くるみ(安藤証券)と対戦する。
コーチの米沢徹は公式ブログで「本戦1回戦、風の中でのプレー簡単ではなかったが上手くポイントに結びつけた。時折見せるドロップショットは特に試合の流れを引き寄せた。」
「昨日のダブルスに続き単複で一回戦突破は祐希にとって大きな自信に繋がるだろ。一戦一戦がレベルアップに繋がるのがジュニア達のテニスだけにこのステージでのプレー出来る事は本当に有難い限りだ。」とコメントしている。
また今大会の第1シードのジャン・シューアイ(中国)は初戦突破。過去14度のグランドスラムで14度の初戦敗退を喫していながら今年の全豪オープンでベスト8進出の快進撃は記憶に新しい。第6シードの尾﨑里紗(江崎グリコ)も2回戦に進出を果たした。
記事:長嶋秀和