マドリードオープンでは右手首痛のため、やむなく準々決勝ジョコビッチ戦を棄権した錦織圭。
当日朝の練習ではサーブ以外はどうにかこなしていた。
「欠場を決断するのはいつもタフなこと。」と錦織。
今週のBNLイタリア国際(通称イタリアンオープン)に関しては「怪我は段々と良くなっているので、出られる可能性はあると感じている。
絶対に出るとも、出ないとも言いきれないが。何日か様子を見て決めたいと思う」と錦織は言う。
そのイタリアンオープンのドローが発表され、錦織は第7シードで出場する。
トップ8シードは1回戦がなく、2回戦から出場。
つまり錦織の初戦である2回戦は、元世界ランク3位のD.フェレール(スペイン、現30位)と元12位のF.ロペス(スペイン、38位、)の勝者と対戦する。
1回戦が15日月曜日のスケジュールに入っていないので、おそらく16日の火曜日になるだろう。
この勝者と対戦する錦織の試合は現地17日水曜日になる可能性が高い。
イタリアンオープン男子ドロー
イタリアンオープンは前週行われたマドリードオープンと同じように、男女共催大会。
男女共にグランドスラム大会に次ぐ格の高い大会でトッププレーヤー達は出場義務のある大会だ。
女子では大坂なおみと土居美咲がプレーしている。
イタリアンオープン女子ドロー
この大会予選、男子はダニエル太郎、女子は日比野菜緒、尾崎里紗が出場したが残念ながら敗れた。
日比野は予選決勝まで進出したのだが惜しくも本戦入りを逃した。
大会データー ATP WTA男女共催大会
Internazionali BNL d'Italia
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/14-5/21,2017
ローマ現地時刻(時差-7時間)
(記事 塚越亘 photo/H.Sato)