<全仏オープンテニス4日目>(通称:ローランギャロス)

5月31日(水)
2回戦が行われ、奈良くるみ(安藤証券)、ダニエル太郎(エイブル)共に敗退。
女子ダブルスが始まり、穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤未唯(佐川印刷)組、日比野(ルルルン)/ロソルスカ(ポーランド)組が1回戦に勝利した。

日本人プレーヤーでシングルスで残っているのは錦織圭(日清食品)のみ、錦織の試合はコート1の第2試合に入った。
第1試合が11時から開始される男子2回戦。第7シードのチリッチの試合なので、錦織の試合は2時前後、日本時間だと今晩の21時ごろだろう。

ダニエル太郎頑張ったが!

ダニエル太郎とP・カレノ=ブスタ(スペイン)はこれまでITFフューチャーズも含むと7回対戦している。
しかし1度も勝った事がなかった。
そんなデーターがあったが、第1、第2セットともにダニエル太郎が積極的に攻撃、先にブレークする展開。
しかしリードを保てず2セット落としてしまう。

第3セットでも先にブレーク、今度はカレノ=ブスタの8回あったブレーク・バックのチャンスを許さずキープ、第3セットを取った。

しかし第4セットはカレノ=ブスタの攻撃に1ゲームも取れることができず、2時間41分で力尽きた。

奈良くるみ観客を魅了

奈良くるみはビーナス・ウイリアムズに大接戦を挑む。
「3-3まで良かった。
そこでの40-15からのダブルフォルトは痛かった。
ポイントを取りたい気持ちが強くなって、浅くなってしまった。
ビーナスも上げてきた。切り替えることができなかった。」
と言うように、段々とウイリアムズのペースに。

「リスクを負って打ってしまった。
あそこはそこまでリスクをおかさなくても良かった。
次のポイントを取りたくて縮こまってしまった。」

「最初のプレーをやっていけば、ああいう選手にも勝てると思う。」
考えたプレーでスコアー以上の健闘。
センターコートの観客を魅了していた。

フレンチ・オープンの賞金総額は35,981,500ユーロ(約45億円)。
優勝賞金は2,100,000ユーロ、約3億円

大会オフィシャルHP:ローランギャロス2017
賞金総額:€35,981,500, (45億円)
優勝賞金:€2,100,000(2億7千万円)
準優勝: €1,060,000(1億4千万円)
ベスト4: €530,000(7千万円)
ベスト8: €340,000(4千300万円)
4回戦: €200,000(2千500万円)
3回戦: €118,000(1千500万円)
2回戦: €70,000(900万円)
1回戦: €35,000(450万円)
本戦128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/28-6/11,2017
パリ現地時刻(時差-7時間)

オーダー・オブ・プレー

<<男子2回戦>>
8]錦織圭 vs J.CHARDY(74位FRA)
20]CARRENO BUSTA(21位ESP) 75 64 46 60 Q]ダニエル太郎

<<男子1回戦>>
〇8]錦織圭 46 61 64 64 ●T.KOKKINAKIS(元69位AUS)
〇Q]ダニエル太郎 64 64 64 ●J.JANOWICZ(元14位POL)
25]S.JOHNSON(26位USA) 63 63 67(4) 67(3) 63 ●杉田祐一
男子ドローPDF
男子ドローnet版

<<女子2回戦>>
〇10]V.WILLAMS(11位USA) 63 61 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 36 75 64 ●W]A.ANISIMOVA(267位USA15歳)
〇Q]S.ERRANI(元5位ITA) 76(7) 61 ●土居美咲
〇Q]VAN UYTVANCK(113位BEL) 63 75 ●大坂なおみ
E.BOUCHARD(元5位CAN) 26 63 62 ●尾崎里紗
〇28]C.GARCIA(27位FRA) 62 62 ●日比野菜緒
T.TOWNSEND(121位USA) 64 60 ●Q]加藤未唯
女子ドローPDF
フレンチ・オープンドロー

男子予選ドロー
女子予選ドロー

(記事塚越亘, KYOKO, Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

1回戦は15歳、2回戦は36歳を相手に大健闘した奈良くるみ