<全仏オープンテニス>(通称:ローランギャロス)
32強となった錦織圭(日清食品)は韓国の鄭現(チョン・ヒヨン)と対戦する。
その3回戦は6月3日、11時開始のコート1の第二試合に入った。
第一試合は女子シングルス3回戦なので、錦織の試合が始まるのは13時ごろ、日本時間だと今晩の20時ごろだろう。
TV東京は18時30分から「世界卓球X全仏テニス」と銘打って、
リオ・オリンピック銅メダリストの水谷隼を破った13歳の張本智一や17歳の平野美麻など日本勢が大活躍している卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)と錦織圭対鄭現(チョン)のフレンチオープンを同時放送する。
WOWOWは18時からフレンチ・オープンを連日生放送。
亜細亜最強決定戦だ!
鄭現(チョン・ヒヨン)、は韓国テニス界期待の21歳。現在67位だが、クレーコートシーズンに入り好調、勢いがある。
「チョンがIMGにいたのはたぶん12歳ぐらい。才能があった。
一緒に練習したことはない。お互いにプレーの内容を知っているわけではない。」
「フォアもバックもクロスもダウンザラインも打てる選手。
長いラリーの試合になると思う。」と錦織。
鄭現(チョン)はグランドスラム大会では6大会目の本戦となるが、全仏で初めて2回戦を突破した。
1回戦では第27シードのクエリー(アメリカ)を6-4,3-6,6-3,6-3、2回戦ではイストミン(ウズベキスタン)を6-1,7-5,6-1と難敵を連破してきた。
クレーでの前哨戦といわれている、4月のバルセロナ(ATP500)では予選を勝ち上がり、期待の世界9位A.ヅベレフ(ドイツ)を6-1,6-4で破るなどして8強になっている。(準々決勝でナダルに6-7(1),2-6で敗れた。)
翌週のミュンヘン(ATP250)ではモンフィスなど破りベスト4強。
急激に強さを増しているアジアの成長株選手。あなどれない相手だ。
亜細亜最強決定戦、今アジアで一番強い男はどちらだ!と韓国では燃えているだろう?
「彼みたいな選手が出てくるとアジア全体も活気づく。
個人的には嬉しい。」
と錦織は受けてたつ。
注目の一戦は6月3日(土)今晩始まる。
フレンチ・オープンの賞金総額は35,981,500ユーロ(約45億円)。
優勝は2,100,000ユーロ、約3億円!
大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€35,981,500, (45億円)
優勝賞金:€2,100,000(2億7千万円)
準優勝: €1,060,000(1億4千万円)
ベスト4: €530,000(7千万円)
ベスト8: €340,000(4千300万円)
4回戦: €200,000(2千500万円)
3回戦: €118,000(1千500万円)
2回戦: €70,000(900万円)
1回戦: €35,000(450万円)
本戦128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/28-6/11,2017
パリ現地時刻(時差-7時間)
<<男子3回戦>>
8]錦織圭 vs 鄭現(チョン・ヒヨン,韓国)
<<男子2回戦>>
〇8]錦織圭 63 60 76(5) ●J.CHARDY(74位FRA)
〇20]CARRENO BUSTA(21位ESP) 75 64 46 60 ●Q]ダニエル太郎
<<男子1回戦>>
〇8]錦織圭 46 61 64 64 ●T.KOKKINAKIS(元69位AUS)
〇Q]ダニエル太郎 64 64 64 ●J.JANOWICZ(元14位POL)
〇25]S.JOHNSON(26位USA) 63 63 67(4) 67(3) 63 ●杉田祐一
男子ドローPDF
男子ドローnet版
女子ドローPDF
フレンチ・オープンドロー
ダニエル太郎予選突破
男子予選ドロー
他のグランドスラム大会と同じく予選でも賞金が出る。賞金は男女同額。
出場できるだけで、5000ユーロ(約65万円)、予選に3回勝ち、本戦に出場すると35000ユーロ(450万円)
(記事塚越亘, KYOKO, Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)