アメリカ、ノースカロライナ州で行われている男子プロツアーのウィンストン-セーラム・オープン(ATP250)
シングルス2回戦が行われ、第10シードの杉田祐一(三菱電機)は、期待の若手19歳のT・フリッツ(アメリカ)に3-6、2-6で敗退。先週ATPマスターズ1000で初の8強入りを果たし、注目が集まる中、初戦突破はならなかった。
杉田は今回トップ16名のシードに入ったので1回戦がなく、2回戦からの試合だった。
この試合を糧にして、USオープンでの活躍を期待する。
杉田 vs T.フリッツ 2回戦
二人は昨年6月、ATP500のハレ(芝のコート)で初対戦、その時は杉田が7-6(4) 2-6 6-3で勝利。
しかし、今回の試合では自分のサービスを3度ブレークされ、相手のサーブを1度もブレークできずに、残念ながら姿を消した。
T・フリッツは1997年10月28日生まれの19歳。
2016年2月、全米室内選手権(メンフィス)で18歳にして決勝に進出。
錦織圭と対戦、6-4,6-4で敗れたが、6月には53位にもなったことのある将来有望なプレーヤーだ。(現在は116位だが)
両親ともにプロテニスプレーヤー、2歳でテニスを始めた。母の旧姓はキヤシー・メイ。元WTAトップ10プレーヤー。日本にも東レPPOなどで何度も来日している。
昨年に結婚、今年1月には男の子が誕生、19歳で既にパパだ。
女子はニューヘブンでWTA NEW HAVENが行われている。
本戦ドローが30なので、日本人プレーヤーは予選から出場となった。
奈良くるみ、土居美咲、尾崎里紗、青山修子が予選から挑戦。奈良くるみが予選決勝まで進出したが、惜しくも本戦入りを逃した。
ダブルスでは、日比野菜緒、二宮真琴が初戦敗退。青山修子はD. Jurakと組み勝ち抜き。2回戦に挑む。
いよいよ28日からUSオープン本戦がスタート。本戦のドローは現地25日金曜日のお昼にできる予定。
22日からその予選が始まり、多くの日本人プレーヤー達が挑戦している。
USオープンドロー
記事:塚越亘,Kyoko 写真:佐藤ひろし/TennisJapan)