10月23日(月) スイス・バーゼルで行われている男子ツアー、ATP500スイス・インドア。
杉田祐一(三菱電機)の1回戦が行われ、杉田はD・シャポバロフ(カナダ)に6-4,2-6,6-7(3)の激戦の末に惜敗した。
シャポバロフは次世代のNO.1候補の18歳。今年のUSオープンではベスト16になっているプレーヤーだ。
杉田祐一vsシャポバロフ ハイライト動画
ベトナム、ホーチミン市で行われている、ATPツアーの下部大会、$50,000ホーチミン・チャレンジャーでは、19歳の綿貫陽介(グローバルPTA)が2回戦へ進出した。
2回戦では日系のサンティラン晶(豪州)と対戦する。
以下のサイトで試合の様子をチェックできる。
ATPツアーライブスコア
杉田祐一、悔しい敗退
フェデラー、チリッチ、ゴファン、デルポトロなど出場のスイスインドア
<<1回戦>>
〇D.シャポバロフ 4-6 6-2 7-6(3) ●杉田祐一
第1セット、第3ゲーム、杉田は深いリターンでデュースに持ち込みフォアで決め、ブレーク・ポイントを掴む。
シャポバロフはフォアをロングしてしまい、杉田が先にブレークする。
第7ゲームでも杉田がブレーク・チャンスを掴むが、シャポバロフがキープ。
5-4、杉田のサービング・フォ・ザ・セットのセットポイント。鋭角のクロスサーブ、そしてバックのクロスをオープンに決め6-4で第1セットを取る。
第2ゲーム、ボレー、フォアで攻められが杉田が先にサーブ落とす。
0-3となるが、第4ゲーム、杉田はキープ。
2-5、杉田のサーブで15-40とセットポイントを掴まれる。9回のラリー戦、ストロークで押され杉田のフォアはネット。
2-6で第2セットを落とす。
シャポバロフの攻撃テニスが功を奏してきた。
ファイナル・セット
シャポバロフはダブルフォルトもあったがサービス・エースなどでキープ。
1-1、15-40とブレーク・チャンスを掴む杉田。2度のデュースがあり3回のブレーク・チャンスがあったが、フォアのクロスパスは惜しくもネット、続くバックも惜しくもワイドでブレークできず。
チャンスの後はピンチあり。杉田15-40とピンチ。
シャポバロフのフォアのクロスパスはイン!シャポバロフが先にブレークに成功する。シャポバロフ3-1。
1-4のサーブをしっかりとキープする杉田。ズルズルといかない。ここら辺は強くなった杉田の自信が見える。
第7ゲーム、積極的なプレーからボレーで決める。
バックのリターン・エースで15-40とブレーク・バックのチャンス。
左右へのラリー戦は17回、最後はバックのクロスを思い切り打ち抜き、杉田はブレーク・バック、3-4とする。
素晴らしい粘りをみせた。凄い戦いである。
杉田サーブの4-5、30-30、プレッシャーのかかるところで、杉田が2ポイント打ち勝ち、5-5に。
6-6のタイブレーク
ミニブレーク合戦ののち、スマッシュを決められ、5-3に。
再びスマッシュを決められ、6-3とマッチポイントを握られた。
ファイトするが、最後はダブルフォルト。惜しくも敗れてしまった。
「この試合は自分に対するテストだった。素晴らしいファイターに勝利できて嬉しい。」と勝利したシャポバロフは語った。
<<1回戦>>
〇D.SHAPOVALOV(CAN) 46 62 76(3) ●杉田祐一
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スイス時間(時差-7時間)
綿貫陽介2回戦へ
綿貫陽介は1回戦で元ATPランキング20位、ツアー7勝している35歳のD.TURSUNOV(RUS)と対戦するはずだったが、体調不良でプルアウト、代わりにL]L.KHABIBULIN(KAZ)と対戦した。
綿貫陽介ボブブレットの指導下で中国、ベトナム、神戸、豊田のチャレンジャー大会を回る予定。
ボブブレットの動画コメント
<<2回戦>>
〇綿貫陽介 vs サンティラン晶(豪州)
<<1回戦>>
〇綿貫陽介 64 62 ●L]L.KHABIBULIN(KAZ)
5]添田豪 vs NH.LY(VIE)
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オーダー・オブ・プレー
全日本選手権
記事:塚越亘/塚越景子 写真:鯉沼宣之/伊藤功巳/TennisJapan