hiroki_moriya_20100319.jpg★男子テニス・フューチャーズ大会
■$10,000 ASIA UNIV. INTERNATIONAL OPEN TENNIS 2010(Hard)
東京都西多摩郡日の出町で開催されている男子テニス・フューチャーズ大会、亜細亜大学国際オープンテニス(賞金総額$10,000)は、大会4日目の19日、男子シングルスの準々決勝とダブルスの準決勝が行われ、第1シードの井藤祐一(23歳)が、第7シードの近藤大生(27歳)に1stセットを奪われながらも、徐々に持ち前のサーブの調子を上げ、3-6 6-2 6-1の逆転で勝利し4強入りを決めた。また、第3シードの守屋宏紀(19歳)は、第8シードの岩見亮(31歳)とのリビック所属同士の対戦を6-3 6-3のストレートで制し、共に上位シード選手が勝ち上がった。


守屋と岩見の一戦、試合の序盤ではジャッジトラブルもあり、うまく乗り切れない守屋だったが、試合中盤から守屋の武器である伸びのあるフラット系のショットで岩見を苦しめた。特にサーブの好調さが印象強かった。
また、前日、江原弘泰(18歳)との同期対決を制した関口周一(18歳)の勢いは止まらず、この日は、タイのデビスカップ選手でもあるDOAKMAIKLEE, Weerapat(タイ)を2-6 7-6(5) 6-1の逆転で下した。明日の準決勝では、第1シードの井藤に挑戦する。
▼4強入りを決めた守屋宏紀のストローク(高速動画)

※撮影は、CASIO HIGH SPEED EXILIM
また、この日行われたダブルスの準決勝では、第1シードの岩見亮/近藤大生組と、第2シードの佐藤文平/イ・チュー・ハン組が順当に勝ち上がり、明日の決勝に駒を進めた。
大会5日目となる20日は、男子シングルスの準決勝と、ダブルスの決勝が行われる。
今年最初となるフューチャーズ大会、亜細亜大学国際オープンテニス2010は3月16日(火)から21日(日)まで東京都西多摩郡日の出町にある亜細亜大学日の出キャンパステニスコートで開催されている(JR五日市線 武蔵引田駅下車徒歩10分)。世界への登竜門となるフューチャーズ大会は、国内外の若手選手やこれから世界を目指す選手を間近で見れる数少ない大会の一つである。また学生主体のアットホームな大会は、選手や訪れた観客が楽しめる心地よい雰囲気を作り出しているので、是非会場に足を運んでいただきたい。
※撮影、試合レポート:竹口裕人(亜細亜大学) 写真は守屋宏紀、クリックで拡大

フューチャーズ:$10,000 Asia Univ. Hinode Campus, Japan

シングルス
準決勝

井藤祐一(日本)(1) vs 関口周一(日本)(Q)
守屋宏紀(日本)(3) vs SYKUT, Maciek(アメリカ)

準々決勝

井藤祐一(日本)(1) 3-6 6-2 6-1 ●近藤大生(日本)(7)
関口周一(日本)(Q) 2-6 7-6(5) 6-1 ●DOAKMAIKLEE, Weerapat(タイ)
守屋宏紀(日本)(3) 6-3 6-3 ●岩見亮(日本)(8)
○SYKUT, Maciek(アメリカ) 3-6 6-1 6-2 ●小ノ澤新(日本)

2回戦

井藤祐一(日本)(1) 6-2 6-1 ●比嘉明人(日本)(Q)
近藤大生(日本)(7) 6-7(7) 6-1 ●CROWE, Joshua(オーストラリア)