1/18(木) 2018全豪オープン 4日目。
予報では30度を越すと言っていたが、試合開始の11時には32度、大坂なおみの試合のころは39度まで上がった。
明日は40度になると言う。全豪オープンらしい猛暑になった。
大坂なおみ(日清食品)が第16シードのE・ベスニナ(ロシア)を7-6(4)、6-2で破り、2年ぶりの3回戦進出を決めた。
女子ダブルスでは昨年の全豪オープン4強の穂積絵莉(橋本総業)/加藤未唯(佐川印刷)組と第11シードの青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)組が初戦を突破した。
大坂なおみ 相手の得意封じ勝利
〇大坂なおみ 7-6(3) 6-3 ●16]E.VESNINA(RUS)
20歳の大坂なおみが第16シード、31歳のベスニナに挑戦した。
17時半スタート。とても暑い。ヒートポリシーが出ても良いほどだが、湿度がないからなのか、お客さんのほとんどは日陰に避難していた。
第1セット、第3ゲームで15-40とピンチをしのぐと、続くゲームをブレークする。
一時5-2とリードする。
が、そこからタイブレークにもつれてしまう。
タイブレークでは0-2、3-4と劣勢だったが、サービスエース2本連続で挽回する。
「大切なポイントを集中し、良いサーブが打てた。」
最後はベスニナのフォアがサイドアウト。7-4で大坂が先取。
第2セット1-1、ベスニアの40-0から大坂はフォアでダウンザラインウィナーを決める。
1本取るとそこから怒涛の攻撃、5ポイント連取でブレークする。
「ベスニアは安定したプレーをする選手なので、自分もイージーミスのないプレーすることを心がけた。
バックが得意なので、フォアにボールを集めた」と冷静に試合を運び、チャンスには攻撃した。
ストレート勝利で32強となった。
大坂なおみ、グランドスラム大会では2016年の全豪以降、5度、3回戦に進出しているが、まだ16強にはなったことがない。
3回戦は第18シードのアシュリー・バーティと対戦する。
地元オーストラリア期待の21歳なので、センターコートなど大きな舞台でメインイベントして20日(土)に戦う。
「センターコートでプレーするのは、皆緊張すると言うけど、私は大きな舞台でプレーする方が楽しい。」と言う頼もしい大坂なおみだ。
穂積絵莉/加藤未唯 昨年4強のプレッシャーない
〇穂積絵莉/加藤未唯 63 75 Adamczak/Sanders(AUS)
穂積インタビュー
「昨年4強になったプレッシャーはない。
楽しみ、昨年以上の成績を出したいと思う。」
「グランドスラムはジュニアのころからシングルスでもダブルスでもいいから、残ることが経験になる。とコーチに言われていたので、楽しみたい。」
加藤インタビュー
「あまり期待させていないと思う。
プレッシャーは全然なくて伸び伸びプレーできている。
試合ごとにベストなプレーをしたい。」
「ジュニアのころからダブルスは楽しいから出ていた。」
青山修子組 好スタート
〇青山修子/ザオシャン(中国) 64 64 Townsend/Voracova(USA/CZE)
昨年2月からペアを組み始めた二人。
9月のWTA有明でツアー初優勝。2週間後のWTA武漢では準優勝。
確実に初戦突破!
1/19全豪5日目オーダー・オブ・プレー
加藤未唯/穂積絵莉女子ダブルス2回戦、
男子ダブルスではマクラクラン勉の2回戦が予定されている
ライブスコア
本戦:1/15(月) - 1/28(日)
オーダー・オブ・プレー
男子本戦ドロー
男子予選ドロー
男子ダブルスドロー
記事:塚越亘/森下泰/小林粛/塚越景子 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D