1/25(木) 2018全豪オープン 11日目。

男子ダブルスで日本男子として初の全豪ベスト4になったマクラクラン勉組、第2セットで決勝進出まであと2ポイントと迫ったが惜しくも負けしてしまった。

ジュニア女子シングルス準々決勝が行われ佐藤南帆は第1シードの中国の選手にやぶれた。
ジュニア女子ダブルス準決勝で佐藤南帆/内藤祐希組は敗れて決勝進出はならなかった。

マクラクラン勉/シュトルフ組 惜しかった!

<<男子ダブルス準決勝>>
〇7]MARACH(AUT)/PAVIC(CRO) 4-6 7-5 7-6(4) ●マクラクラン勉/シュトルフ(GER)

準々決勝でダブルス世界No.1のペアーのクボット/メロを6-4,6-7(4),7-6(5)で見事破った二人、相手のサーブながら30-30、グランドスラム大会決勝進出まであと2ポイントと迫ったのだが。

第1セット

4-4、シュトルフはしっかりしたサーブを放つ。
マクラクラン勉は前衛で動きまわり誘う。
それに相手ははまる。キープ、5-4。

37歳マラハのダブルフォルトのスタート、
リターンからネットに詰め、0-30。

15-30からまたダブルフォルト、15-40とセットポイントを掴む。
リターンは相手の前衛に、それを前衛はネット、
第1セットを6-4で取った!
相手のダブルフォルト2本、大事なところで出た!

行けるぞ!

第2セット

最初のゲーム、勉はブレーク・ポイントを2度握られる。
ピンチだったが、4度目のデュースの末にマクラクラン勉がキープ1-0。

今度はシュトルフが第3ゲームでブレーク・ポイントを掴まれる。
がキープ、2-1。
コンビネーションが非常に良い。

相手のサーブで1-2、30-30、
ポーチの逆をつき、30-40 とブレーク・チャンスがある。
3度目のデュースの末に相手もキープ 2-2

4-4、マクラクラン勉がラブでキープ、5-4とする。

サウスポーのパビッチのサーブ、
前衛アタックを決め、0-15 決勝進出まで、あと3ポイント

混戦をボレーで決め30-30 決勝進出まであと2ポイントだ!

相手がキープ、5-5。

シュトルフのダブルフォルトで始まる。
40-30とゲームポイントがあったが、デュース、
マクラクラン勉のポーチがロング、シュトルフはサーブを落とす。

40-0とセットポイントを握られる
40-15からダブルフォルト、40-30
スマッシュを決められ、5-7で落とす。

マクラクラン勉/シュトルフ組 勝ちを意識してしまったのだろうか?

ファイナル・セット

第2ゲームで30-40とブレーク・チャンスがきたが、キープされ、1-1。

第3ゲームで0-30とピンチ
どちらに転ぶかわからない展開が続く。
プレッシャーがかかる場面だが、シュトルフはそこからナイスサーブで4ポイント連取!2-1とキープ。

シュトルフ キープで4-3

37歳、マラハのサーブ、デュースに持ち込む日本ペアー。

2度目のデュース、ダブルフォルトでブレーク・チャンス
ハイボレーをネット、チャンスボールだったが。4-4。

マクラクラン勉のサーブ、ポーチ、前衛アタックなど決められ15-40、ピンチ!
クロス、Tへとサービス・エース2本でデュースに!

2度目のデュース、よくこのピンチをマクラクラン勉はキープする。
5-4、グランドスラム大会決勝まであと4ポイントだ!

5-5、コンビネーション良くキープ6-5、あと4ポイント。

6-6とタイブレークに!

Tへサービス・エースのマクラクラン勉 1-0

先にミニ・ブレークし2-1とリード、3-1までいくが、
ミニ・ブレーク・バックされ3-2。

リターンを沈められ、3-5
ポーチを読まれるが、マクラクラン勉が落ち着いてスマッシュ 4-5

4-6とマッチポイントを握られた。

ボレーはロング、残念ながら決勝進出はならず。

あ~~残念!

「勝ちたかった。」とシュトルフ。
「いっぱいチャンスあったのに残念」と悔しがるマクラクラン勉。

このグランドスラム大会4強でマクラクラン勉のダブルス・ランキングは30位代になる。
日本でもダブルス・スペシャリストの誕生だ。

大活躍のマクラクラン勉 来週は盛岡でのデ杯でプレー

マクラクラン勉は全豪オープン後、直ぐには日本に移動、
2月2日(金)~2月4日(日)、岩手県盛岡タカヤアリーナで行われるデ杯ワールドグループ、日本対イタリア戦でプレー。
応援しよう! 
デ杯 日本イタリア戦 情報

2018全豪オープン

<<ダブルス準決勝>>
〇7]MARACH(AUT)/PAVIC(CRO) 46 75 76(4) ●マクラクラン・勉/シュトルフ
〇11]CABAL/FARAH(COL) 76(1) 75 ●6]ブライアン兄弟(USA)

<<ダブルス準々決勝>>
〇マクラクラン・勉/シュトルフ 64 67(4) 76(5) ●1]KUBOT(POL)/MELO(BRA)
〇7]MARACH(AUT)/PAVIC(CRO) 64 67(10) 76(5) ●DANIELL(NZL)/INGLOT(GBR)
〇11]CABAL(COL)/FARAH(COL) 64 75 ●W]GROTH/HEWITT(AUS)
〇6]ブライアン兄弟(USA) 61 64 ●15]MATKOWSKI(POL)/QURESHI(PAK)
男子ダブルスドロー

WOWOW生放送
NHK放送。

記事:塚越亘/森下泰/小林粛/塚越景子 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D

決勝進出まであと2ポイントだったマクラクラン勉シュトルフ組