5月23日から、フランスはパリで始まる4大大会、全仏オープン(賞金総額16,807,400ユーロ、レッドクレー)の本戦に、錦織圭(20歳)が繰り上がり出場できることが決まった。
これまで、プロテクトランキングを使用し106位で補欠(Alternates)リストの4番目に待機していたが、上位選手では、世界ランク16位(プロテクトランキング)のダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)、20位のラデク・ステパネク(チェコ)、32位のジル・シモン(フランス)、36位のイボ・カロビッチ(クロアチア)らが欠場を表明したため、繰り上がりでの出場となった。
2009年全豪オープン以来の4大大会出場となり、全仏オープンは初出場(2008年は予選2回戦敗退)。錦織本人も、facebook上で、喜びの声を語っている。
錦織は、2010年2月に復帰後、5戦で14勝3敗(10連勝中)、チャレンジャー大会で2度優勝と、順調に調整できており、世界最高位の大会となる4大大会での活躍にも期待がかかる。
本戦の組み合わせは、21日金曜日に発表される。
なお、その他の日本勢男子では、ただ1人、世界ランク220位の杉田祐一(21歳)が20日から始まる予選に挑戦する予定。