全仏オープンで古傷を悪化させ、右足ふくらはぎの治療のために、フランスに滞在していたクルム伊達公子(39歳)が、6月14日からオランダで開催されるユニセフ・オープンを回避することになった。
自身のブログによると、ふくらはぎの怪我の具合は良くなってきており、徐々にトレーニングや練習を再開している模様。当初、出場を予定していたユニセフ・オープンは回避し、6月21日から開催されるウィンブルドン選手権に標準を合わせる形となった。


クルム伊達は、ウィンブルドン選手権では本戦から出場の予定であり、すでにロンドンに入り準備を始めている。ウィンブルドン選手権では、1995年にBEST4に入るなどの好成績を残しており、芝のコートを得意としている。先の全仏オープンでは、1回戦で世界ランク9位のディナラ・サフィナ(24歳、ロシア)を倒しているだけに、ウィンブルドン選手権でも期待が集まる。