6月14日、英国のイーストボーンで開催されているATP250のAEGON国際オープン(賞金総額450,000 ユーロ、芝)のシングルス1回戦に、予選3試合を勝ち上がった錦織圭(20歳)が登場、KUZNETSOV, Andrey(19歳、ロシア)と対戦したが、試合途中、臀部(おしりの部分)に違和感を感じ、4-6 1-3 となった第2セット途中で棄権した。
この試合、相手のKUZNETSOVは世界ランク270位で、身長185cmの大型選手。この日、両者共にファースト・サービスの確率、そこからポイントに結びつける確率が高く、拮抗した展開に。しかし、錦織が2度のサービス・ブレークのチャンスを活かせず、逆にKUZNETSOVに1度だけのブレークチャンスを奪われ、4-6 で第1セットを落とすと、続く第2セット、1-3 とされた時点で錦織が臀部に違和感を感じ、棄権を申し出た。
錦織は、自身のFacebookでコメントしており、21日から始まるウィンブルドン選手権を万全に迎えるため、大事を取り棄権したと伝えている。錦織はウィンブルドン選手権本戦にワイルドカード(主催者推薦)で出場を予定している。
ATP250:AEGON International
シングルス
1回戦
○KUZNETSOV, Andrey(RUS) 6-4 3-1 Ret. ●錦織圭(Q)
予選決勝
○錦織圭[5] 4-6 6-4 6-3 ●イゴール・クニツィン(RUS)[3]
予選2回戦
○錦織圭[5] 6-1 6-4 ●CAVADAY, Nick (GBR)
予選1回戦
○錦織圭[5] 6-2 6-4 ●LEWIS, Haydn(BAR)
※カッコ[ ]内数字はシード順位