sachie_ishizu_20100703.jpg★ITFジュニアテニス・グレードA大会
■Wimbledon Junior- Wimbledon, Great Britain (Grass)
英国のロンドンで開催されている芝の4大大会、ウィンブルドン選手権は7月3日、ジュニア部門の女子シングルス決勝が行われ、第10シードで高校3年生の石津幸恵(17歳)は、第9シードのPLISKOVA, Kristyna(18歳、チェコ)に、3-6 6-4 4-6 のフルセットで惜しくも敗れ、準優勝に終わった。
日本選手としては1969年にウィンブルドンジュニアを制した沢松和子以来となる41年ぶりの優勝はならなかった。


注目の決勝戦はフルセットまでもつれ、全てのセットが1ブレーク差の接戦だった。トータルポイントでも88対82と6ポイント差、優勝までは、あと一歩届かなかった。試合時間は1時間43分だった。
今大会、見事に決勝まで進出した石津。17歳ながら、一般の大会となるITFサーキットでも5度の優勝(今季3勝)を挙げており、全仏オープンとウィンブルドンで活躍を見せた、奈良くるみ(18歳)、土居美咲(19歳)に続き、また新しい戦力が日本テニス界に加わった。
写真提供:Hiroshi Sato 準優勝に輝いた石津幸恵(右)、クリックで拡大

Wimbledon Junior 2010

男子シングルス
1回戦

○ZSIGA, Mate(ハンガリー)[11] 4-6 6-2 6-1 ●ダニエル太郎
○DUCKWORTH, James(オーストラリア)[8] 6-7(2) 6-2 7-5 ●内山靖崇

女子シングルス
決勝

○PLISKOVA, Kristyna(チェコ)[9] 6-3 4-6 6-4 ●石津幸恵[10]

準決勝

石津幸恵[10] 7-5 7-6(5) ●ROBSON, Laura(英国)[8](W)

準々決勝

石津幸恵[10] 6-1 6-2 ●KHROMACHEVA, Irina(ロシア)[2]

3回戦

石津幸恵[10] 6-4 2-6 6-3 ●ALLERTOVA, Denisa(チェコ)

2回戦

石津幸恵[10] 4-6 7-6(5) 6-4 ●JAKSIC, Jovana(セルビア)

1回戦

○STEPHENSON, Francesca(英国)(W) 6-4 1-6 7-5 ●牟田口恵美
○BABOS, Timea(ハンガリー)[3] 6-3 3-6 6-4 ●大前綾希子
○ROBSON, Laura(英国)[8] (W) 6-0 6-1 ●尾﨑里紗
石津幸恵[10] 6-4 7-6(4) ●NJIRIC, Silvia(クロアチア)

男子ダブルス
準々決勝

○HELLER(ドイツ)/KRAWIETZ(ドイツ)[5] 6-2 7-6(3) ●GOMEZ(コロンビア)/内山靖崇[4]

2回戦

○GOMEZ(コロンビア)/内山靖崇[4] 6-1 6-2 ●ALLEN(英国)/CARPENTER(英国)

1回戦

○GOMEZ(コロンビア)/内山靖崇[4] 6-2 6-1 ●ダニエル太郎/NOVIKOV(米国)

女子ダブルス
1回戦

○GAVRILOVA(ロシア)/KREMEN(ベラルーシ)[8] 7-6(3) 6-4 ●石津幸恵/大前綾希子
○CEPEDE ROYG(パラグアイ)/DINU(ルーマニア)[5] 7-6(4) 2-6 6-1 ●GRAGE(デンマーク)/牟田口恵美
○PLISKOVA(チェコ)/PLISKOVA(チェコ)[2] 6-1 6-3 ●加藤 未唯 /SHEAHAN, Harriet(オーストラリア)(A)
※[]カッコ内の数字はシード順位、(W)は主催者推薦出場、(A)は繰り上がり出場、日本選手のみ抜粋