英国のロンドンで開催されてる芝の4大大会、ウィンブルドン選手権(賞金総額13,725,000ユーロ、芝)は大会13日目の7月3日、女子シングルスの決勝が行われ、第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(28歳、米国)が、初の決勝進出となった第21シードのベラ・ズボナレワ(25歳、ロシア)を、6-3 6-2 のストレートで下し、昨年に続いての優勝を飾った。ウィンブルドンでは通算4勝目、4大大会では13勝目となった。
この日の決勝戦、セリーナは力の差を見せ付けた。9つのサービスエースを決め、ファーストサーブを成功させた時は94%の高い確率で得点に結びつけた。その結果、ズボナレワに一度もブレークチャンスすら与えることなく、逆にズボナレワから、3つのブレークを奪って、試合時間1時間7分で完勝した。
4大大会初の決勝進出となったズボナレワは、女王の前に、一度もリードを奪えずに敗れた。
セリーナは今大会、第1シードとして安定した戦いを見せた。優勝までの7試合で1セットも落とすことなく勝ち上がった。今季は全豪オープンに続いての優勝、全仏オープンでは準々決勝で敗れたが、まだまだ優勝回数を伸ばしそうだ。
7月4日、大会はいよいよ最終日を迎える。男子決勝は、第2シードのラファエル・ナダルと、第12シードのトーマス・ベルディハ(24歳、チェコ)の対戦。試合は、日本時間の午後10時に始まる。
グランドスラム:13,725,000ユーロ Wimbledon
女子シングルス
決勝
○セリーナ・ウィリアムズ(米国)[1] 6-3 6-2 ●ベラ・ズボナレワ(ロシア)[21]
準決勝
【トップハーフ】
○セリーナ・ウィリアムズ(米国)[1] 7-6(5) 6-2 ●ペトラ・クビトバ(チェコ)
【ボトムハーフ】
○ベラ・ズボナレワ(ロシア)[21] 3-6 6-3 6-2 ●ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)
準々決勝
【トップハーフ】
○セリーナ・ウィリアムズ(米国)[1] 7-5 6-3 ●李娜(中国)[9]
○ペトラ・クビトバ(チェコ) 4-6 7-6(8) 8-6 ●カイア・カネピ(エストニア)(Q)
【ボトムハーフ】
○ベラ・ズボナレワ(ロシア)[21] 3-6 6-4 6-2 ●キム・クライシュテルス(ベルギー)[8]
○ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア) 6-2 6-3 ●ビーナス・ウィリアムズ(米国)[2]
4回戦
【トップハーフ】
○セリーナ・ウィリアムズ(米国)[1] 7-6(9) 6-4 ●マリア・シャラポワ(ロシア)[16]
○李娜(中国)[9] 6-3 6-2 ●アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)[7]
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○ペトラ・クビトバ(チェコ) 6-2 6-0 ●キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[3]
○カイア・カネピ(エストニア)(Q) 6-2 6-4 ●クララ・ザコパロバ(チェコ)
【ボトムハーフ】
○キム・クライシュテルス(ベルギー)[8] 2-6 6-2 6-3 ●ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)[17]
○ベラ・ズボナレワ(ロシア)[21] 6-1 3-0 途中棄権 ●エレナ・ヤンコビッチ(セルビア)[4]
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○ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア) 6-4 6-4 ●マリオン・バルトリ(フランス)[11]
○ビーナス・ウィリアムズ(米国)[2] 6-4 7-6(5) ●ジャミラ・グロス(オーストラリア)
3回戦
【トップハーフ】
○セリーナ・ウィリアムズ(米国)[1] 6-0 7-5 ●ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)
○マリア・シャラポワ(ロシア)[16] 7-5 6-3 ●バルボラ・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ)