7月16日、錦織圭(20歳)が、19日から米国のアトランタで行われるアトランタ選手権(賞金総額531,000ドル、ハード)の出場を回避すると、自身のtwitterfacebookにて発表した。


ウィンブルドン選手権以来となる公式戦、アトランタ選手権は予選からの出場を予定していたが、コメントでは怪我などのために出場を回避したのではなく、調整(トレーニング)のため回避したとしている。
7月19日から開催されるアトランタ選手権を皮切りに、米国内のハードコートで、8週間7トーナメントにわたる「USオープン・シリーズ」。今年最後の4大大会である米国はニューヨークで開催されるUSオープンまで立て続けに試合が行われるため、万全のコンディションで試合に挑むためにも、しっかり調整期間をとる形になったと思われる。
USオープンは、6週間前のランキングで選考される。錦織のランキングは現在193位、このランキングでは予選からの出場が濃厚であり、本戦へダイレクトに出場を目指す場合、プロテクトランキング(106位)か、ワイルドカード(大会主催者枠)の使用が必要となる。
2008年のUSオープンではベスト16まで勝ち進んだ錦織。万全な状態でUSオープン・シリーズを戦い、クライマックスとなる8月30日からのUSオープンでの活躍に期待が集まる。