★ITFジュニアテニス・グレードA大会
■Youth Olympic Games (YOG) 2010,Kallang Tennis Stadium, Singapore(Hard)
8月14日にシンガポールで開幕したユース五輪、15日にテニス競技が始まり女子シングルス1回戦に日本勢から第4シードで石津幸恵(17歳)が登場、ITFジュニアランキング39位のKREMEN, Ilona(16歳、ベラルーシ)に 3-6 3-6 で敗れる波乱があった。
また、もう一人日本勢から参加の牟田口恵美(16歳)は、ITFジュニアランキング20位のPUTINTSEVA, Yulia(15歳、ロシア)に 3-6 4-6 で敗れた。
15日は男子ダブルスも初日を迎え、内山靖崇(18歳)/HUANG, Liang-Chi(18歳、台湾)組が登場、GALEANO, Diego(18歳、パラグアイ)/RODRIGUEZ, Ricardo(17歳、ベネズエラ)組に 4-6 4-6 で敗れ、準々決勝進出はならなかった。


石津は現在ITFジュニアランキング5位、今年7月に行われたウィンブルドン選手権ジュニア部門女子シングルスでは準優勝という実績を残している。今回、ランキング上では格下になるKREMENに足元をすくわれた形となった。
今大会では、コンソレーション・システム(敗者トーナメント、順位決定戦)が採用されており、初戦で敗れた石津と牟田口はコンソレーションに回ることとなった。
今大会では男女ともに、シングルスが32ドロー、ダブルスが16ドロー、コンソレーションが16ドローとなっている。
大会2日目となる16日は、男子シングルスに内山靖崇(18歳)が登場、第2シードでITFジュニアランキング3位のDZUMHUR, Damir(18歳、ボスニア)と対戦する。女子ダブルスでは、石津幸恵(17歳)/牟田口恵美(16歳)組がKUMKHUM, Luksika(17歳、タイ)/YSIDORA, Grace Sari(17歳、インドネシア)組と対戦する。
また、女子シングルスコンソレーションも始まり、石津と牟田口が1回戦を迎える。
今回が第1回となるユース五輪夏季大会は、14歳から18歳の世代のアスリートが世界中から集まるユース世代向けのオリンピック。26競技に205の国と地域から約5,000名の参加者が集う大規模な大会となっている。

Youth Olympic Games (YOG) 2010

男子シングルス
1回戦

内山靖崇(18歳) vs DZUMHUR, Damir(ボスニア)[2]

男子ダブルス
1回戦

○GALEANO, Diego(パラグアイ)/RODRIGUEZ, Ricardo(ベネズエラ) 6-4 6-4 ●内山靖崇/HUANG, Liang-Chi(台湾)

女子シングルス
1回戦

○KREMEN, Ilona(ベラルーシ) 6-3 6-3 ●石津幸恵[4]
○PUTINTSEVA, Yulia(ロシア) 6-3 6-4 ●牟田口恵美

女子シングルス・コンソレーション
1回戦

石津幸恵[2] vs YSIDORA Grace Sari (インドネシア)
牟田口恵美 vs CEPEDE ROYG Veronica (パラグアイ)

女子ダブルス
1回戦

石津幸恵/牟田口恵美 vs KUMKHUM, Luksika(タイ)/YSIDORA, Grace Sari(インドネシア)
※カッコ[]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上