男子決勝　ナダルとジョコビッチを比較／ＵＳオープン男子

★グランド・スラム
■US Open - new york, USA (Hard)
米国はニューヨークで開催されている今季最後の４大大会、ＵＳオープン（賞金総額10,508,000ドル、ハード）は、大会最終日となる9月12日、男子シングルスの決勝が行われる予定で、生涯グランドスラムを狙う第１シードのラファエル・ナダル（24歳、スペイン）と、第３シードのノバク・ジョコビッチ（23歳、セルビア）が対戦する。

ナダルは、準決勝では第12シードのミハイル・ユージニー（28歳、ロシア）をストレートで下しての決勝進出。ここまでの６試合、１セットも失うことなく勝ち上がってきた。サービスをブレークされた数も僅かに２つと圧巻。圧倒的な強さで、ＵＳオープン初の決勝進出を決めた。４大大会では唯一、賞杯を手にしていないＵＳオープンを優勝することにより、2009年のロジャー・フェデラー（29歳、スイス）以来となる史上７人目の生涯グランドスラムを達成するだけに、気合も入る。
一方のジョコビッチは、準決勝では第２シードのロジャー・フェデラー（29歳、スイス）をフルセットの接戦の末に下し、2007年大会以来となる決勝進出を決めた。
両者はこれまで21度の対戦があり、14勝7敗でナダルがリードしている（４大大会に絞ると、4勝0敗でナダルがリード）。但し、ハードコートに限ると2009年にジョコビッチが３連勝している。
強靭な体力と、精神力によって、他者をまったく寄せつけずに勝ち上がってきたナダルか、ハードコートを得意とするジョコビッチか、ＵＳオープンはクライマックスを迎える。
◆12日試合予定（OP）
ラファエル・ナダル（24歳、スペイン、1位）[1] vs ノバク・ジョコビッチ（23歳、セルビア、3位）[3]
　＞アーサーアッシュスタジアム第２試合
※日本時間13日(月)午前5時30分以降に開始
ライブスコア⇒こちら（大会公式サイト）

Head to Head

※勝敗は左が勝ち数、右が負け数。勝敗には、今大会の成績を含む。