★ITFジュニアテニス
■ジュニア・デビスカップ(サン・ルイス・ポトシ、メキシコ)
9月28日から10月3日まで、メキシコのサン・ルイス・ポトシで、男子16歳以下国別対抗戦、ジュニア・デビスカップが行われ、今年4月に行われたアジア/オセアニア予選を1位で突破した日本チームが、本大会でも優勝するという快挙を成し遂げた。
代表メンバーは予選同様、内田海智(うちだ かいち、16歳)、守谷総一郎(もりたに そういちろう、16歳)、河内一真(かわち かずま、15歳)、の3選手。
第3シードに入った日本チーム、4グループに分かれてのラウンドロビン(総当り戦)では、グループB(日本、メキシコ、セルビア、チリ)に入り、3勝して1位通過を決めた。各グループの1位チームで争う決勝トーナメント、まず第1シードのフランスを2勝1敗で下し決勝進出。その決勝では、第2シードのカナダ相手に内田、河内ともに1セットも落とさず2勝を挙げ見事優勝を決めた。
日本がジュニアデビスカップを制するのは初めてで、日本テニス界に残る歴史的快挙となった。
ジュニアデビスカップ
最終順位
1位 日本[3]
2位 カナダ[2]
3位 フランス[1]
4位英国[4]、5位アルゼンチン、6位オーストラリア[7]、7位ブラジル、8位チリ[6]、9位チェコ[5]、10位セルビア、11位南アフリカ、12位中国[8]、13位インド、14位ラトビア、15位ロシア、16位メキシコ
決勝
10/3 日本[3] 2-0 カナダ[2]
S2 ○河内一真 7-6(4) 6-1 ●NGUYEN Edward
S1 ○内田海智 6-2 6-3 ●PELIWO, Filip
準決勝
10/2 日本[3] 2-1 フランス[1]
S2 ○LOKOLI Laurent 7-5 6-3 ●河内一真
S1 ○内田海智 6-1 6-0 ●BOURGUE Mathias
D ○守谷総一郎/内田海智 6-4 6-2 ●BOURGUE Mathias/LOKOLI Laurent
ラウンドロビン:グループB
9/30 日本[3] 2-1 チリ[6]
S2 ○ENCINAS, Rodrigo 3-6 6-3 6-0 ●河内一真
S1 ○内田海智 6-4 6-4 ●GALLEGUILLOS Jaime
D ○河内一真/内田海智 6-3 6-1 ●NUNEZ Guillermo/ENCINAS, Rodrigo
9/29 日本[3] 3-0 セルビア
S1 ○河内一真 6-4 6-1 ●TOMIC Petar
S2 ○内田海智 7-6(6) 6-1 ●KRSTIN Pedja
D ○守谷総一郎/内田海智 6-2 6-1 ●DJERE Laslo/TOMIC Petar
9/28 日本[3] 2-1 メキシコ
S1 ○GOMEZ Lucas 6-4 7-5 ●河内一真
S2 ○内田海智 6-3 6-3 ●PILATUNA Luis
D ○河内一真/内田海智 6-0 6-2 ●MAYAGOITIA Ricardo/PILATUNA Luis
※[ ]内はシード番号