■ニッケ全日本テニス選手権85th
東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第85回ニッケ全日本テニス選手権、大会3日目となった11月1日は男子シングルス1回戦が行われ、今年の学生チャンピオン・伊藤潤(21歳、早稲田大学)が、同じく学生の福田健司(20歳、関西大学)を 7-6(0) 6-2 のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
勝った伊藤は、2回戦で第1シードの伊藤竜馬(22歳)と対戦する。世界ランク1215位の学生チャンピオン伊藤潤が、世界ランク190位のプロ・伊藤竜馬にどこまで対抗できるか注目が集まる。


またこの日、若手の内山靖崇(18歳)は、社会人リコーの芝田雅司(24歳)と対戦し 4-6 6-2 7-6(2) で辛くも勝利し、2回戦に駒を進めた。注目の対戦となった、今年のインターハイチャンピオン・関西高校3年生の小野陽平(18歳)と、2009年のチャンピオン・遠藤豪(18歳、早稲田大学)の対戦は、6-1 6-3 で遠藤に軍配が上がった。
その他の学生プレーヤーでは、富崎優也(21歳、早稲田大学)、井上悠冴(20歳、慶應義塾大学)、志賀正人(19歳、慶應義塾大学)、片山翔(21歳、早稲田大学)と、高校生2年生の今井慎太郎(17歳、湘南工科大学付属高等学校)が初戦を突破し、2回戦に駒を進めた。本戦に名を連ねた学生プレーヤーは全部で15人、その内7人が初戦を突破するなど、若手の活躍が目覚しい大会となっている。
大会4日目となる11月2日は、いよいよ男子シングルスのシード勢が登場、第1シードの伊藤を始め、過去に全日本選手権を3度制した「ミスター有明」こと第5シードの鈴木貴男(34歳)、第9シードの井藤祐一(24歳)らが、初戦となる2回戦を迎える。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

全日本テニス選手権

男子シングルス
2回戦

【トップハーフ】
伊藤竜馬[1] vs 伊藤潤
富崎優也(Q) vs 関口周一[15]
仁木拓人[12] vs 田中裕也(Q)
福田勝志 vs 井藤祐一[7]