■ニッケ全日本テニス選手権85th
東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第85回ニッケ全日本テニス選手権、大会5日目となった11月3日は男子シングルス2回戦のボトムハーフ8試合が行われ、第2シードで昨年の準優勝者、杉田祐一(22歳)が江原弘泰(19歳)を 6-4 6-4 で下し、3回戦進出を決めた。
その他、第4シードの近藤大生(27歳)、第5シードの守屋宏紀(20歳)、第6シードの三橋淳(21歳)ら上位シード勢も3回戦進出を決めた。
近藤は昨年のインターハイ(高校生)チャンピオン、早稲田大学の遠藤豪(18歳)を 6-2 6-1 で、三橋は同じく早稲田の片山翔(21歳)を 7-5 6-0 で、守屋は1998年の全日本覇者、石井弥起(33歳)を 7-5 7-5 とストレート勝利で、それぞれ初優勝に向けて好スタートを切った。
またこの日、唯一シードを下したのは松尾友貴(20歳)、第10シードの宮崎雅俊(30歳)との戦いを 6-4 3-6 7-6(7) の大接戦の末制し、初の全日本本戦の舞台で見事3回戦進出を決めた。
大会6日目となる4日は、男子シングルス3回戦の8試合が行われる。注目は、第1シードの伊藤竜馬(22歳)と第15シードの関口周一(19歳)の対戦、両者は今シーズン一度対戦があり、その時は関口がフルセットの末に勝利を収めている。その他では期待の若手、内山靖崇(18歳)と、今大会のダブルスパートナーであり、過去に全日本3度の優勝を誇る第5シードの鈴木貴男(34歳)の対戦。また、第8シードの松井俊英(32歳)と、第9シードの岩見亮(32歳)の同世代対決も見逃せない。
日本テニスの聖地、有明テニスの森で開催されている当大会。コロシアムの最前列まで、本日木曜日までは無料で観戦できる。是非会場に足を運び、日本選手達の熱き戦いを観戦して頂きたい。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)