日本期待の錦織圭(20歳)が、11月8日付けの最新ランキングで6つ順位を上げ、添田豪(26歳)を抜き日本人トップとなる120位をマークした。これで錦織は昨年の10月5日に、日本人トップの座を明け渡して以来、約1年と1ヶ月振りとなる日本ナンバー1への返り咲きとなった。
錦織は今年2月に米国で行われたデルレイビーチ国際テニス選手権で右肘の怪我から復帰し、ATP(Association of tennis profssionals)の規定による、負傷でツアー大会を離れランキングを落とした選手を救済する制度、プロテクトランキング(106位)を使用しツアー大会を転戦している。
現在錦織は、米国で3週連続で開催されている男子テニス・チャレンジャー大会に参戦しており、(第1週は準々決勝敗退)この後、第2週のノックスビルCH(5万ドル)、第3週のシャンペーンCH(5万ドル)と参戦予定。
錦織は現在世界ランク120位、来年最初の4大大会、全豪オープン本戦出場を確実にするため、また自身の掲げる年内に100位以内という目標を達成するためにも、あとATPランキングポイント約80点(現在ランク100位の選手との差)が必要。残り2大会で80点以上を獲得したいところだ。(5万ドルチャレンジャー大会は、優勝:80点、準優勝:48点)詳しくは⇒こちら