中国は広州で開催されている第16回アジア競技大会、テニス競技の団体戦。11月15日に準決勝が行われ、日本は第2シードの男子が第3シードのウズベキスタンに1-2で、第2シードの女子も第3シードの台湾に1-2で敗れ惜しくも決勝進出はならなかった。
男子は、第1試合で伊藤竜馬(22歳)がストレート勝利を決め好スタートを見せるも、続く第2試合で添田豪(26歳)が、世界ランク40位のデニス・イストミン(24歳、ウズベキスタン)から第1セットを奪いながらも、そこから2セット連続で落とし逆転負けを喫した。勝負の懸かったダブルスでは、鈴木貴男(34歳)/松井俊英(32歳)組がストレートで敗れ日本の敗退が決定した。
また、女子は第1試合の森田あゆみ(20歳)がフルセットの末敗れたが、第2試合のクルム伊達公子(40歳)が6-1 3-0でリードしていた時点で、相手選手が棄権を申し立て勝利。勝負の懸かったダブルスには森田/クルム伊達組で挑んだが、ダブルスの世界ランク28位のChia-Jung Chuang(25歳、台湾)と、同ランク46位のSu-Wei Hsieh(24歳、台湾)のダブルス強豪ペアに4-6 1-6で敗れ、敗退が決まった。
男女ともに準決勝で敗れた日本だがこの結果、銅メダルを獲得した。
これで日本の男女団体の日程は終了し、17日からは男女シングルス、ダブルスの個人戦が始まる。まだまだ日本代表のメダル獲得に期待が集まる。