★グランド・スラム
■Australian Open 2011 - Melbourne, Australia
いよいよ大会最終日となる30日、全豪オープン(ハード)の男子シングルス決勝が行われる。128ドローから決勝に勝ち上がったのは、第3シードのノバク・ジョコビッチ(23歳、セルビア)と、第5シードのアンディ・マリー(23歳、英国)となった。
今大会、第1シードのラファエル・ナダル(24歳、スペイン)と、第2シードのロジャー・フェデラー(29歳、スイス)が決勝戦を前に敗れ、これまで両雄の背中を一番手として追って来た2人の決勝戦となった。
フェデラー、ナダルがいない決勝戦となると、2008年の全豪オープン、ジョコビッチ対ジョーウィルフリード・ツォンガ(25歳、フランス)まで遡る。(ジョコビッチが優勝)
23歳の同い年となるジョコビッチとマリー、ジョコビッチは4大大会のタイトル1つを持つが、マリーは2度決勝で涙を飲んできた。
両者、過去の対戦成績は4勝3敗でジョコビッチがリード。ジョコビッチ4連勝の後、マリーが3連勝しているが、2010年以降は対戦がなく数字は過去のものと言える。そして、意外にも4大大会では初対戦となる。
準決勝の両者の戦い振りを見ると、ジョコビッチが隙のないテニスを披露したように見えた。そして、マリーが中1日で決勝に臨むのに対し、ジョコビッチは中2日で臨めるのも有利に働きそうだ。
ジョコビッチは今大会、これまでよりも、より力を付けてきたように感じる。準決勝では、フェデラーをストレートで破って自信も掴んでいるはずだ。ジョコビッチ優位は動かないか。
新しい世代の2人による決勝戦、優勝者が今後、ナダル、フェデラーを脅かす一番手になりそうだ。
注目の決勝戦は、30日(日)センターコートの第2試合(日本時間午後5時30分以降に開始)で行われる。
◆関連サイト
試合予定(大会公式サイト)
ライブスコア(大会公式サイト)
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Head to Head
アンディ・マリー | vs | ノバク・ジョコビッチ |
3 | 対戦成績 | 4 |
23 | 年齢 | 23 |
英国 | 国籍 | セルビア |
190cm | 身長 | 188cm |
84kg | 体重 | 80kg |
5位 | 現ランキング | 3位 |
2位 | 最高ランキング | 2位 |
18-2 | 全豪得失セット | 16-1 |
6-0 | 2011勝敗 | 6-0 |
16 | 生涯タイトル | 18 |
0 | 4大大会タイトル | 1 |
全豪オープン2010 | プレー連続写真 | |
右利き 両手バックハンド |
利き手 | 右利き 両手バックハンド |
HEAD YouTek Radical Pro | 使用ラケット | HEAD YouTek IG Speed MP 18/20 |
※勝敗は左が勝ち数、右が負け数。勝敗には、今大会の成績を含む。