2月2日、タイ/ノンタブリで女子国別対抗戦のフェドカップ、アジア・オセアニアゾーン・グループⅠのラウンドロビンが始まる。2010年は、クルム伊達公子(40歳)をエースに1位通過、ワールドグループ復帰を懸けてスロベニアと入替戦で対戦したが、1-4で敗れた。今年は、クルム伊達が世界ツアー戦を優先させるため欠場、若手中心のチームで2009年以来となるワールドグループへの復帰を狙う。
日の丸を背負うメンバーは、世界ランク58位の森田あゆみ(20歳)をエースに、全豪オープン本戦出場を果した同109位の波形純理(28歳)、同127位の土居美咲(19歳)、同285位の藤原里華(29歳)の4選手。奈良くるみ(19歳)はインフルエンザのためメンバーを外れている。
アジア・オセアニアゾーン・グループⅠには日本の他、カザフスタン、台湾、韓国、韓国、ウズベキスタン、タイ、中国、インドが入っており、この8国を2つのグループに分け、総当り戦(ラウンドロビン)を実施、グループ1位同士の対戦で勝った国が、4月16日から開催されるワールドグループⅡとの入れ替え戦に進むことができる。
世界国別ランキング20位の日本はBグループに入った(下表参照)。初戦は、カザフスタンと本日2日に対戦する。試合はシングルス2つ、ダブルス1つの計3試合で行われる。
カザフスタンは、世界ランク39位のヤロスロワ・シュウェドワ(23歳)が欠場、同ランク139位のKARATANTCHEVA, Sesil(21歳)、154位のDIYAS, Zarina(17歳)が中心メンバーとなる。KARATANTCHEVAは先の全豪オープン予選で土居を下しており、ランキング的には日本有利となるが決して侮れない。昨年優勝を争った台湾は主力選手が欠場しているため、Bグループ突破には初戦のカザフスタン戦がポイントになりそうだ。
Aグループでは、国別ランキング16位の中国が、全豪オープンで準優勝した世界ランク7位の李娜 (リー・ナ)を擁しており、勝ち上がってくる可能性が高い。
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グループA ラウンドロビン
国 | ウズベキスタン | タイ | 中国 | インド | 勝敗 | 順位 |
ウズベキスタン(33) | - | 2日 | ||||
タイ(35) | 2日 | - | ||||
中国(16) | - | 2日 | ||||
インド(45) | 2日 | - |
グループB ラウンドロビン
国 | 日本 | カザフスタン | 台湾 | 韓国 | 勝敗 | 順位 |
日本(20) | - | 2日 | ||||
カザフスタン(34) | 2日 | - | ||||
台湾(24) | - | 2日 | ||||
韓国(37) | 2日 | - |
※カッコ()内数字は、国ランキング