2月2日、タイ/バンコクで女子国別対抗戦のフェドカップ、アジア・オセアニアゾーン・グループⅠのラウンドロビンが始まり、日本はカザフスタンを2-1の逆転で下し白星スタートを切った。
若手中心のチームで2009年以来となるワールドグループへの復帰を狙う日本は初戦、カザフスタンと対戦。第2シングルスで、フェドカップ初出場となる世界ランク127位の土居美咲(19歳)が、同ランク154位のDIYAS, Zarina(17歳)と対戦、第1セットをタイブレークで先制するが、第2セットを奪われると、迎えた第3セット3-4となった所で、足の痙攣(けいれん)から棄権となった。
後の無くなった日本、エースで世界ランク58位の森田あゆみ(20歳)が第1シングルスに登場、同ランク139位のKARATANTCHEVA, Sesil(21歳)を6-4 7-6(5)のストレートで下し流れを日本に引き戻した。
勝負の懸かるダブルス、ダブルスに定評のある藤原里華(29歳)と連戦となる森田がペアを組み、DIYAS, Zarina/VOSKOBOEVA, Galina(26歳)組と対戦、昨年の台湾戦でも活躍を見せた日本ペアが、6-4 6-3のストレートで下し、日本の勝利を決めた。
初戦を逆転で勝利した日本、大会2日目となる3日は、国別ランク37位の韓国と対戦する。韓国はこの日、台湾を2-1で下している。初戦で土居がダメージを受け、エースの森田が単複に出場。2戦目以降の選手起用も鍵を握る。グループBを1位通過し、プレーオフ進出決定戦まで進んだ場合、最大で4連戦となる。
アジア・オセアニアゾーン・グループⅠは、参加8か国を2つのグループに分け、総当り戦(ラウンドロビン)を実施、グループ1位同士の対戦で勝った国が、4月16日から開催されるワールドグループⅡとの入れ替え戦に進むことができる。
◆日本 2-1 カザフスタン
●土居美咲 7-6(4) 4-6 3-4 Ret. ○DIYAS, Zarina
○森田あゆみ 6-4 7-6(5) ●KARATANTCHEVA, Sesil
○藤原里華/森田あゆみ 6-4 6-3 ●DIYAS, Zarina/VOSKOBOEVA, Galina
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グループA ラウンドロビン
国 | ウズベキスタン | タイ | 中国 | インド | 勝敗 | 順位 |
ウズベキスタン(33) | - | 1-2 | 3日 | 0-1 | ||
タイ(35) | 2-1 | - | 3日 | 1-0 | ||
中国(16) | 3日 | - | 2-1 | 1-0 | ||
インド(45) | 3日 | 1-2 | - | 0-1 |
グループB ラウンドロビン
国 | 日本 | カザフスタン | 台湾 | 韓国 | 勝敗 | 順位 |
日本(20) | - | 2-1 | 3日 | 1-0 | ||
カザフスタン(34) | 1-2 | - | 3日 | 0-1 | ||
台湾(24) | 3日 | - | 1-2 | 0-1 | ||
韓国(37) | 3日 | 2-1 | - | 1-0 |
※カッコ()内数字は、国ランキング