★男子世界ツアー・ATP250大会
■416,650ユーロ Serbia Open – Belgrade, Serbia(Red Clay)
25日、セルビアのベオグラードで行われているセルビア・オープンATP250、屋外クレー)の男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク47位の錦織圭(21歳)は、第7シードで同36位のヤンコ・ティプサレビッチ(26歳、セルビア)に、6-2 2-6 6-7(0-7)の逆転で敗れ、2回戦進出はならなかった。


錦織、第1セットは完璧な立ち上がりを見せた。第2ゲームでティプサレビッチのサービスをブレークに成功し3-0とリードすると、5-2で迎えた第8ゲームでも再びブレークに成功し6-2で先取した。ファーストサーブを68%の確率で成功させると、その内92%をポイントに結びつけ、ティプサレビッチに一度もブレークチャンスを与えなかった。ティプサレビッチは第3ゲームが終了した時点で左足太腿の痛みからメディカルタイムアウト(治療による3分間の休憩)を取得した。
しかし、第2セットは流れが一変した。今度は第3ゲームでティプサレビッチが錦織のサービスを先にブレークに成功すると、第7ゲームでも再びブレーク、6-2でセットを奪い返した。錦織のファーストサーブの確率は44%まで下がり2つのブレークを許した。
第3セットも錦織はサービスに苦しんだ。第1ゲームは0-30からキープ、第3ゲームはブレークを許し、第5ゲームは0-40から追いつきキープ。第4ゲームにブレークバックに成功すると、両者サービスブレークを1つずつ奪った最終セットはタイブレークに突入した。
7ポイント先取のタイブレーク。最初のポイントでチャンスボールをサイドアウトしミニブレークを許した錦織は、0-3で迎えたサービスではダブルフォルトを犯してしまった。最後はティプサレビッチに2つのサービスエースを決められ、0-7でゲームセットとなった。
サービスの差が明暗を分けた試合だった。ティプサレビッチは身長180cm(錦織は177cm)ながら、ファーストサービスではフラット系の速いサービスで錦織を苦しめた。対する錦織はサービスエースの数は僅かに1つ(ティプサレビッチは6)でダブルフォルトは6つ(ティプサレビッチは3)を数えた。何より、大事な場面でファーストサービスを決めることができなかった。
ストローク戦では優位に立つ場面も多く、チャンスがあっただけに惜しい試合を落とした。これでティプサレビッチには3連敗となった。
勝ったティプサレビッチは、2回戦では世界ランク99位のミーシャ・ズベレフ(23歳、ドイツ)と対戦する。
なお今大会、錦織はクロアチアの選手と組んだダブルスの試合を残している。
◆関連サイト
シングルスドロー(大会公式サイト)
ライブスコア(大会公式サイト)

試合経過
第1セット 10 11 12 TB  
錦織              
ティプサレビッチ                      
第2セット 10 11 12 TB  
錦織                      
ティプサレビッチ              
第3セット 10 11 12 TB  
錦織            
ティプサレビッチ            

試合時間:2時間17分
※表の見方
 ○:サービスキープ
 ◎:サービスブレーク

ATP250:416,650ユーロ Serbia Open

男子シングルス
1回戦

ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)[7] 2-6 6-2 7-6(0) ●錦織圭

男子ダブルス
1回戦

錦織圭/ZOVKO, Lovro(クロアチア) vs BOZOLJAC, Ilija/VEMIC, Dusan(セルビア)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、LL:予選敗者からの繰上り、Ret.:途中棄権