★男子テニス・チャレンジャー大会
■$75,000+H Busan Open Challenger Tennis 2011, Busan, Korea (Hard)
韓国、釜山で開催されている男子テニス・チャレンジャー大会 $75,000+H Busan Open Challenger(ハード)。14日、男子シングルスの準決勝が行われ、第3シードで世界ランク130位の伊藤竜馬(22歳)が、同51位の廬彦勲(ルー・エンスン)(27歳、台湾)を7-5 6-4のストレートで下す金星を挙げ、決勝に進出した。


ルーは、昨年のウィンブルドン選手権で8強入りしており、長年アジアのNo1として君臨してきた選手。最高ランキングは33位。伊藤は、両セット共に1ブレーク差をつけて勝利した。
一方、第2シードで世界ランク114位の添田豪(26歳)は、第4シードのデュディ・セラ(26歳、イスラエル)に、6-1 6-7(4-7) 4-6の逆転で惜しくも敗れた。
セラは、松井俊英(33歳)、杉田祐一(22歳)、添田と日本勢を連破しての決勝進出となった。現在のランキングは147位ながら、2009年にはランキングを29位まで上げている強豪。
これで本日15日に行われる決勝は、伊藤とセラの対戦となった。両者は初対戦となる。
現在、130位と自己最高ランキングの伊藤は、4月のブラジルに続くチャレンジャー大会4勝目と、念願のトップ100位入りを狙う。
当大会はチャレンジャー大会の中でもグレードの高い75,000ドルの大会となっており、シングルス優勝者には世界ランキングポイント100が与えられる。
◆関連サイト
シングルスドロー(大会公式サイト)

チャレンジャー:$75,000 Busan Open Challenger Tennis 2011

シングルス
決勝

伊藤竜馬[3] vs デュディ・セラ(イスラエル)[4]

準決勝

伊藤竜馬[3] 7-5 6-4 ●廬彦勲(ルー・エンスン)(台湾)[1]
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 1-6 7-6(4) 6-4 ●添田豪[2]

準々決勝

伊藤竜馬[3] 6-4 6-3 ●WEINTRAUB, Amir(イスラエル)
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 6-3 6-1 ●杉田祐一[6]
添田豪[2] 6-2 6-4 ●POSPISIL, Vasek(カナダ)

2回戦

伊藤竜馬[3] 6-1 6-3 ●IM, Kyu Tae(韓国)
杉田祐一[6] 3-6 6-4 6-2 ●JEONG, Suk-Young(韓国)(WC)
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 6-7(4) 6-4 6-1 ●松井俊英(Q)
添田豪[2] 6-2 6-2 ●KIM, Hyun-Joon(韓国)(WC)

1回戦

廬彦勲(台湾)[1](WC) 6-3 6-2 ●近藤大生
伊藤竜馬[3] 6-3 6-2 ●BORVANOV, Roman(モルドバ)
杉田祐一[6] 6-4 6-1 ●VENUS, Michael(ニュージーランド)
松井俊英(Q) 6-1 7-6(6) ●YOO, Daniel(韓国)
○KIM, Hyun-Joon(韓国)(WC) 6-2 7-6(5) ●鈴木貴男(Q)
添田豪[2] 6-3 6-3 ●BAKER, Jamie(英国)

シングルス予選
予選決勝

鈴木貴男 1-6 6-3 6-2 ●JUN, Woong-Sun(韓国)[5]
松井俊英[3] 6-1 6-3 ●LI, Zhe(中国)[6]

予選2回戦

鈴木貴男 6-2 6-2 ●KANG, Ho-Gi(韓国)(WC)
松井俊英[3] 6-3 3-6 6-1 ●CHOI, Seung-Ri(韓国)(WC)
○LEDOVSKIKH, Mikhail(ロシア)[4] 6-3 6-1 ●石井弥起

予選1回戦

鈴木貴男 6-3 6-3 ●NOH, Sang-Woo(韓国)
松井俊英[3] 6-2 6-0 ●SEO, Jeong-Han(韓国)
石井弥起 6-2 7-6(3) ●KIM, Hyeong Don(韓国)

ダブルス
1回戦

○GONG, Mao-Xin(中国)/LI, Zhe(中国)[1] 6-3 6-1 ●ケビン・キム(米国)/杉田祐一
デュディ・セラ(イスラエル)/WEINTRAUB, Amir(イスラエル) 6-4 6-4 ●伊藤竜馬/近藤大生

ダブルス予選
予選1回戦

○MCCLUNE, Michael(米国)/VENUS, Michael(ニュージーランド) 6-1 6-3 ●石井弥起/KWON, Oh-Hee(韓国)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上