★女子テニス・グランドスラム大会
■7,780,000ユーロ Roland Garros 2011, Paris, France (Red Cray)
29日、フランスのパリで開催されている4大大会、全仏オープン(クレーコート)は大会8日目を迎え、センターコートの第1試合で行われた女子シングルスの4回戦で、初優勝を狙う第3シードのベラ・ズボナレワ(26歳、ロシア)が、第14シードのアナスタシア・パブリュチェンコワ(19歳、ロシア)と対戦したが、6-7(4-7) 6-2 2-6のフルセットの末に敗れた。


ロシア勢対決となった一戦、第1セットは2-5から追いつきタイブレークを7-4で制したパブリュチェンコワが先行。第2セットは先輩の意地を見せ6-2で奪い返したズボナレワがったが、勝負の懸かった第3セットは、若さに勝るパブリュチェンコワがリードを奪い、最後はズボナレワのサービスゲームで3度目のマッチポイントを決めた。
パブリュチェンコワは41個のエラー(ズボナレワ21個)を数えたが、それを上回る45個のウィナー(ズボナレワ25個)を決め攻撃的なテニスを展開した。試合時間は2時間27分のロングマッチとなった。
10代でただ1人、16強入りしていたパブリュチェンコワは、4大大会初の8強入りとなった。また新たな新星が女子テニス界に現れた。
ズボナレワは4大大会初の優勝を狙ったが、栄冠はお預けとなった。
波乱が続いている今年の全仏オープン女子。2回戦で第2シードのキム・クライシュテルス(27歳、ベルギー)が、3回戦では第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(20歳、デンマーク)が敗れており、続いて4回戦では、第3シードのズボナレワが敗れることとなった。
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